KEN ON Message OFFICIAL MOBILE SITE

トピックス

沢村一樹 『オリエント急行殺人事件』完成披露試写会



1月5日(月)、フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』の完成披露試写会が行われ、沢村一樹が出席しました。

本作は、1934年にミステリーの女王アガサ・クリスティーが発表した長編推理小説を原作に、三谷幸喜さんが脚本を手掛けるミステリードラマ。設定を昭和初期の日本に移し、舞台となるオリエント急行を架空の豪華寝台列車“特急東洋”に置き換えて描かれます。
原作に登場する名探偵エルキュール・ポアロに代わって事件を解決するのは、名探偵・勝呂武尊(野村萬斎さん)。
日本版『オリエント急行殺人事件』は1月11日(日)、12日(月・祝)21時より2夜連続で放送され、第1夜は原作を忠実に映像化し、第2夜は時間と空間を広げ、犯人の視点から事件を再構築して展開させるという世界初の手法で描かれます。

沢村は、事件が起きた寝台列車に乗り合わせていた陸軍大佐・能登巌を演じます。会見では自身の役について
「舞台設定が今から80年以上前で、当時の陸軍大佐はスーパーエリートでした。今と違って当時は実際に戦争が起きており、能登巌はそれを経験して生きてきた人なので、いろいろ意識しながら演じました」とコメント。

第2夜が放送される12日(月・祝)は成人の日ということもあり、二十歳の頃の思い出を聞かれると、
「上京してきた年が二十歳で、所持金18万円で住むところも決まってないまま東京に来ました。成人式のために地元に帰るお金もなかったです。なので、こうやって27年後、三谷さんの作品に出演することができるまでになった自分にご褒美をあげたいですね(笑)」とエピソードを明かしました。

また、三谷さんは本作について
「この作品でテレビドラマの可能性がまた広がったんじゃないかなと思います。殺人事件という暗い題材ですが、最後は皆さんに感動していただけると思いますし、すごく素敵な作品になっています」とPRしました。