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速水もこみち 新・行事食『夏越(なごし)ごはん』記者発表&試食会


6月29日(水)、新・行事食『夏越(なごし)ごはん』の記者発表&試食会が行われ、速水もこみちが出席しました。

『夏越ごはん』は、米穀安定供給支援機構が昨年より提唱している行事で、1年の前半最終日にあたる6月30日に行われる大祓の神事『夏越の祓(はらえ)』に『夏越ごはん』を食べて、残り半年を新たな気持ちでスタートしようという趣旨となっています。
『夏越の祓』は神社の鳥居の下や拝殿などに茅(ちがや)やわらで作った大きな輪を設け、宮司に続き参拝者がくぐる「茅の輪(ちのわ)くぐり」を行い、1年前半の罪や穢(けが)れをはらい、残り半年間の無病息災を祈る故事です。

和装で登場した速水はこの神事について訊かれ、「勉強不足で申し訳ないのですが、存じ上げませんでした」と答え、自身の今年前半については、「ありがたいことにドラマのお仕事をいただいたり、料理番組も6年目に突入し、作った料理も1300品を超えていました。感謝感謝の日々です」と振り返りました。

次に、食べている行事食を問われ、「おせちや恵方巻きなどですね。また行事食とは少し違うかもしれませんが、節分の日には豆を使った料理や、こどもの日には、こどもたちが喜ぶちらし寿司なんかを作ったりします」と答えました。

『夏越ごはん』は『夏越の祓』の伝承にならった雑穀米、茅の輪をイメージした緑と邪気祓いの赤が入ったかき揚げ、百邪を防ぐというショウガを使ったおろしだれが特徴です。

試食用に出された『夏越ごはん』を見た速水は、「雑穀というのは健康的で、女性は喜ばれるのではないかと思います。揚げ物も欲しくなりますし、野菜も入っているので栄養価も高いですね。揚げ物におろしだれという組み合わせもさっぱりしていいですし、食材に色が入ると華やかになるし、目で見ても元気が出て楽しめると思います。しょうがの香りもいいですね」と感想を述べました。

『夏越ごはん』に舌鼓を打った速水は、「番組の方で僕が考案したかのように紹介してもいいですか?レシピの足しに・・・(笑)」とリップサービスをしつつ、「すごく美味しいです。揚げ立てでさくっとしてて、野菜の素材の味を生かしつつ、食感も楽しめる。しょうがおろしでさっぱりしています」とコメント。

実際に『夏越ごはん』を作るなら?と問われると、「シーフードを使って、エビやイカをかき揚げにします。この時期とても美味しい大葉、みょうがを千切りにし、その上にトッピング。おろしだれの替わりに、お茶をかけて茶漬けにする。飽きたら氷を入れて冷やし茶漬けにすると、ひとつの丼ぶりで3通りの楽しみがあります」と即席レシピを披露しました。

最後に、これから残り半年の目標については、「常に新しいことを見つけ、全力で務めて参りたいですし、健康面でも食事に気を遣って行きたいです。また、微力ではありますが、この夏越ごはんが日本全国に広まるように願っています」と話しました。