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速水もこみち テレビ朝日系木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』親子試写会&舞台挨拶


7月11日(月)、テレビ朝日系木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』の親子試写会&舞台挨拶が行われ、速水もこみちが出席しました。

本ドラマの題材は『特別養子縁組』という日本で唯一、血の繋がらない他人同士が“本当の家族”として認められる実在の戸籍制度です。
対象となる子どもの年齢は6歳まで。
親になることを望む夫婦は6ヶ月以上に及ぶ試験期間を課せられ、さまざまな条件を審査されることになります。
ドラマでは、尾野真千子さんと江口洋介さん演じる夫婦が、実の親に捨てられた素性のわからない男の子の親になることを運命と位置づけ、制度の利用を試みるのですが…。
タイムリミット、試験期間、裁判による審議などの条件は、まるで「本当の親子になるためのテスト」のよう。
過酷な条件が課せられる特殊な養子制度を題材に、遊川和彦氏の脚本で、「本当の家族とは何か」という普遍的なテーマに挑みます。


<あらすじ>
自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈(尾野真千子さん)のもとに、新しい生徒が母親とともにやってくる。
だが、子どもの様子から音楽が好きではないと悟った美奈は、「無理にやらせても、上達しない」と、
子どもの興味を引く特段の努力もせずあっさりとレッスンを終了。
期待を裏切られた思いの母親は、「有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに!」との捨て台詞を美奈に浴びせ、
怒りもあらわに子どもを連れ帰ってしまう。
反論せず、ただ頭を下げ親子を見送った美奈は、そのままトイレに駆け込む。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
便器に向かってうっぷんを吐き出す美奈。これが、誰も知らない美奈の日常だ。
その晩、美奈は帰宅した夫から、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するとの噂を聞かされる。
変質者か、危険な動物か分からないというが、
そんなことよりも今、美奈が案じなければいけないのは近々ある国際コンクールのことだ。
10代の頃から夢見ているコンクールでの入賞。
これまで49連敗で35歳を迎えてしまった美奈は、年齢制限のあるコンクールへの出場は今回が最後だと決めていた。
そんな覚悟で美奈がピアノの練習をしている最中に、夫が言っていた不審なものが自宅の庭に侵入する。
恐る恐るその正体を確かめると、それは予想だにしなかった、幼い男の子だった!
服も体も汚れ、無表情で何もしゃべらない男の子の素性は何一つ分からない。
ただ、美奈の差し出したドーナツをむさぼる様子から、空腹であるということだけが分かる。
その後、男の子は親から虐待を受けていたことが判明。
その親もこの一ヶ月以上、姿が確認されないことから、男の子は養護施設に入る。
数日後、その男の子が、どういうわけか再び梅田家の庭に姿をあらわす。
いまだ何も語らず、名前すら分からないという男の子が、二度も自分の家にやってきたことに運命めいたものを感じた夫は、密かに特別養子縁組について調べ始める…。

速水は、江口さん演じる信次の弟・梅田巧役を演じます。
巧は、定職に就かずフラフラしていて、女性に貢がせては結婚詐欺で訴えられそうになったり、
捨てた相手に追い回されたり、常に女性関係のトラブルに巻き込まれているどうしようもないダメ人間だが、
どこか愛嬌があり憎めない。結婚や家族制度に意味がないと考えており、生涯結婚しないと決めている。
という役どころです。

挫折続きのピアニスト妻(尾野さん)と、自他ともに認めるお人好し夫(江口さん)。
ある理由から子どもがいない夫婦が突如、5歳児の親になるとしたら…。
思いがけない出来事に直面して初めて見えてきたパートナーの本音や、自らの欲求に戸惑う姿は、ドラマだからこそ踏み込めるリアルな感情にあふれています。
感情の振り幅いっぱいに描く愛の物語にご期待ください。


舞台挨拶には、夏らしく浴衣を着た出演者の尾野真千子さん、江口洋介さん、速水もこみち、坂井真紀さん、余貴美子さん、藤竜也さんと、脚本を務めた遊川和彦氏が出席。

舞台挨拶冒頭、速水は、「今回僕は、素敵な家族の中で女性にだらしないどうしようもない男を演じているのですが、そんな僕もきちんと愛を見つける姿も描かれると思いますので、その辺りにも注目していただければと思います」と挨拶。

司会の方から“愛情表現の伝え方”について問われると、
「様々ありますが、僕はお仕事等で料理をやらせていただいているので、作ることが愛情表現の一つですし、犬が好きでワンちゃんを飼っているのですが、顔と顔をくっつけたり、体を動かして遊んだりするのもまた愛情の伝え方かなと思います」とコメントしました。

また、番組の内容にちなんで、“もし6ヶ月あったら何かやりたいことはありますか?”という質問には、
「また食のことになってしまいますが、例えば海外、スペイン、イタリア、フランスどこでもいいのですが世界各国をまわって、修行というか、見て学んでいろんなことに挑戦してみたいですね」と答えました。