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志田未来 パルコ劇場『手締め会』出席


8月7日(日)に行われた、パルコ劇場『手締め会』に志田未来が出席しました。

手締め会には、最終公演「ラヴ・レターズ」に出演した渡辺謙さん&南果歩さんご夫妻や、青井陽治さん、佐藤隆太さん、落語家の立川志の輔さんなど、パルコ劇場に縁のある方々が出席。

司会の方から、今まで舞台出演は2度ということで、初舞台、2作目ともにパルコ劇場ですが、心境はいかがですか?と問われた志田は、「初めて舞台に立たせて頂いたのがパルコ劇場でした。毎日通うのが正直言うと苦痛と言いますか、毎日毎日怖くて、台詞を間違えてもいけませんし、今まで映像の世界しか知らなかったので、お客さんの前に立ってお芝居をするというプレッシャーがこんなにも凄いものなのかということを全身で感じて、毎日泣きたくなる気持ちを抑えつつ、学校に通っているような感じでした。本当にすごくいろいろなことを学ばせていただきましたし、舞台から逃げていたので、立たせていただいてよかったなと、心から思いました」と答えました。

また、パルコ劇場がなくなってしまうことについては、「ついこの間立たせていただいた舞台が終わる時は、込み上げてくるものがあり、切ない気持ちと、2度目の舞台でやっと少し周りを見渡せる余裕が出てきたところで無くなってしまうということで、涙が出てきました」と話しました。

手締め会後に行われたマスコミ向けの質疑応答では、閉館について、また、新劇場がオープンされる予定の3年後に向けてどのような思いですか?と訊かれ、「初めて舞台に立たせて頂いて1年も経っていないので、また立たせていただいていることがすごく光栄だなと思います。私は初めてこの劇場で舞台というものを観たので、3年後新しくパルコ劇場が完成した時は、まずはお客さんとして、素敵な舞台を楽しめたらなと思います」と回答しました。

最後のパルコ劇場に言葉を掛けるとしたら?という問いには、「改めてお芝居について考えた場所でもありますので、成長させてくれてありがとうという一言を掛けたいです」とコメントしました。

1973年に開館し、数々の名作を上演してきたパルコ劇場は43年の歴史にいったん幕を閉じ、2019年秋に新劇場がオープンされる予定です。