KEN ON Message OFFICIAL MOBILE SITE

トピックス

入江甚儀主演 舞台『夜が私を待っている~ナイト・マスト・フォール~』公開ゲネプロ&囲み取材


10月14日(金)に行われた、舞台『夜が私を待っている~ナイト・マスト・フォール~』の公開ゲネプロ&囲み取材に、主演を務める入江甚儀が出席しました。

本作は、英国人作家エムリン・ウィリアムズにより1935年に書かれた心理サスペンス劇の決定版で、今回が日本初演となる作品です。
とある夫人の失踪事件をきっかけに、猜疑心に苛まれ絡まり合う人間模様が河原雅彦氏の演出で描かれます。

入江は、「トールボーイズ」のウェイター・ダン(通称ベビー・フェイス)を演じます。



ゲネプロ前に行われた囲み取材で、今の心境を問われた入江は、「やるしかないです!今までの経験とかすべてを取っ払って、ゼロからスタートする気持ちでこの作品に取り組ませていただき、河原さんをはじめ、周りの先輩方に教えていただいたこともたくさんあり、改めて違う世界を見させていただきました。この役は、作者の方が自分で演じていた役で、それを23歳の僕が演じるということはなかなかないチャンスだと思いますし、自分に自信がある自惚れ屋に、それでも人が惹かれてしまうという役を楽しんで演じられたらと思います」と答えました。





次に、河原さんの演出については、「ハッとさせられることが多かったです。きめ細かく演出して下さり、役が活きてくるのを感じました」とコメント。

最後に、「今回、会話劇なので役者の皆さんのピースがはまっていかないと、お話が崩れてしまう程、繊細に綿密に作られているので、観ていただく方には、人間と人間のやり取りを楽しむつもりで来ていただけたら帰宅してからも考えさせられる作品になるでしょうし、そうなるように僕自身も言葉を大切に演じてお客様に届けられるように、そして一筋縄ではいかない、じわじわとお客様の心に歩み寄っていくダンという役を楽しんで表現したいと思います」とメッセージを送り、囲み取材は終了しました。

舞台『夜が私を待っている~ナイト・マスト・フォール~』は、紀伊國屋サザンシアターにて10月30日(日)までの上演です。