KEN ON Message OFFICIAL MOBILE SITE

トピックス

天海祐希・吉川愛 舞台『レイディマクベス』初日前会見



舞台『レイディマクベス』初日前会見に天海祐希と吉川愛が出席した。

ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』に登場する主人公マクベスの妻でありながら、悪女の代名詞のような存在として知られる「マクベス夫人」は、なぜ名前を与えられなかったのか、彼女が手に入れたかったものは何だったのか、その理由を探求すべく誕生した本作。この新作は、英国気鋭の若手女性作家ジュード・クリスチャンが描き出し、本年3月、寛一郎の初舞台となった『カスパー』も記憶に新しいオリヴィエ賞受賞演出家ウィル・タケットが手掛けている。新たな視点で大胆に解釈された『レイディマクベス』が、今秋いよいよ世界初演の幕を開け10月1日(日)~11月12日(日)までよみうり大手町ホールにて、11月16日(木)~11月27日(月)まで京都劇場にて上演する。

レイディマクベス役の天海は「本日はお忙しい中、足を運んでいただきありがとうございます。素晴らしいキャスト、スタッフの方々とご一緒させていただけてとても幸せに思っています。あっという間の稽古期間で正直ドキドキしているのですが、皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願い致します」と話し、マクベスとレイディの間に生まれた一人娘役を演じる吉川は「素晴らしいキャストの方々の中で
舞台初心者の私が入っていいものなのかと、ずっと緊張しています。でも演出家のウィルさんはじめキャストの皆さんがアドバイスをしてくださり、技術や話し方など色々教えていただいたので明日から全力で出し切りたいと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただけると嬉しいです」と挨拶。



稽古を振り返って天海は「ウィルさんがとても良い意味で細かくお話をしてくださって、一つの疑問があるとみんなで話ができるような稽古場にしていただいていた気がします。私達がどう思っているかを丁寧に聞いてくださり、私達の動く感情をちゃんと汲み取ってくださる姿にとても感激して、日がたつにつれて、だんだんとウィルさんが望まれていることと自分が追いついていないことに、ものすごく申し訳ない気持ちになっていって。なんとかクリアしなければいけないと思いながら、ちゃんと置いてきぼりにせずウィルさんが忍耐強く私達に向き合ってくださったので感謝しています」と語り、吉川は「緊張感を持ちつつも皆さんは(ウィルさんの)一つ一つの言葉を受け取ろうとしていて、私だけ理解力がないと思っていた時に、皆さんが『私だって分からないんだから』と言ってくださって安心した部分があります。本当に仲が良くて居心地がすごく良かったです」と振り返った。

マクベス役のアダム・クーパーさんとの共演について「ご褒美ですね。それにつきます。毎日がご褒美です」と笑顔を見せる天海は「(稽古で)煮詰まったりする時も、アダムの穏やかな笑顔を見て頑張れると思い、ウィルさんもいたずらっ子みたいな顔をしていて、周りを見ると一緒に頑張ろうと言ってくれる仲間達がいて本当に幸せな稽古場でした。千秋楽までみんなでゴールできたらいいなと思っています」と意欲を見せた。



また、面白いエピソードを聞かれた天海は「衣装合わせの時に(レノックス役の)宮下今日子ちゃんと、あまりにアダムがかっこよかったので携帯を持って一生懸命写真を撮っていたら、演出助手の方に『それ以上近づかないでください』と言われました。隙間から盗撮のようにしていて。わざとやったんですけどね(笑)いつもかっこよくて素敵です」と明かした。続いて吉川は「一番気をつけなければいけないなと思ったのが歩き方で。大事なシーンなのにすり足で音を鳴らしてしまい、歩き方をすごく教えていただきました。歩き方を教えていただいた次の日に整骨院に行った時、巻爪になった原因が歩き方だと言われ、舞台中もこれからも気をつけていきたいと思います」と話すと天海が「なんの申告(笑)」とすかさず突っ込み会場は笑いに包まれた。

終始和気あいあいとした会見の最後に天海は「私達の、このレイディマクベスにかけている思いをぜひ舞台から感じ取っていただけたらなと思います。素晴らしい戯曲で、素晴らしいキャスト、スタッフでお送りします。チケットを取ってくださった方、取ろうとしてくださっている方、ぜひ客席に来ていただけたら、それ以上の何かを持って帰っていただけるように頑張ります。私は(舞台を)外から観られないのですが、ウィルさんいわく、とても美しい舞台だと言ってくださっているので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します」とメッセージを送った。