沢村一樹 松本清張作品初主演!
沢村一樹が主演、市川由衣が出演する松本清張没後20年特別企画・ドラマスペシャル『波の塔』が、6月23日21時からテレビ朝日系にて放送される。
この作品は、1960年に単行本として発刊され大ベストセラーとなった異色のロマンティックサスペンス。
初の松本清張作品で主演を務める沢村は、人妻との恋に堕ちる検事・小野木喬夫役を演じ、市川由衣は、沢村演じる小野木に惹かれる建設省官僚の娘・田沢輪香子役を演じる。
□沢村一樹 コメント
今回初めて清張作品への出演機会をいただき、プレッシャーを感じつつもやり甲斐をもって臨んでいます。
演じる小野木は兵役中に多くの死を目の当たりにし、心に傷を負った男。
運命の女性と出会っても、現代の人のように器用に恋愛することは出来ません。
時代は50年ほど前で、使っている言葉もずいぶん違いますし、美しい日本語やその時代に生きる人間たちの様を通して、戦後間もない日本の時代性を感じていただけたらと思っています。
ドラマのみどころは、鹿賀丈史さんを中心にベテラン俳優の方々が演じる闇のブローカー組織と、検察という権力との戦い、そしてさまざまな問題を抱えた大人の恋愛に、小野木と頼子が葛藤の中でどんな決断を下すのか。
そんな、サスペンスとラブストーリーの両方を、最後まで見逃すことなくお楽しみください。