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沢村一樹 絵本作家に挑戦!

沢村一樹が、絵本作家として『たねぽっくる ~パパとママにはないしょのおはなし~』(3月16日発売)を出版することが発表された。
沢村が原案・作画の全てを手掛けたこの絵本は、"木の実の妖精"である「たねぽっくる」の3兄弟が、冒険を通じて様々な困難を乗り越えて成長していく、兄弟の絆を描いた冒険ファンタジー。
発売後の3月18日には、東京・リブロ池袋本店にて出版記念イベントも開催される。


□沢村一樹 コメント
絵本を作る話を聞いて、最初は「えっ」という感じでした。
絵本になるきっかけとなったのは、ある番組で僕が描いたキャラクターがありまして、その絵を見て絵本を出したいと思って下さるのなら、と簡単に思っていました。
でもいざ描いてみると本当に大変で、今まで絵を描いたり、絵具で色をつけたりする経験があまりなかったので難しさにびっくりしました。
アクリル絵の具を使うのは初めてですが言うこときかないですね。未だに難しいです。

今まで絵本を意識して見ることはなかったのですが、この話が決まって家の中を見返すと何十冊もの本があって、絵本って面白いなと思いました。
また、絵本はどういうのがあるのだろうと、調べてみたら、絵本の世界はとても深くて、僕自身がはまってしまって、適当なものを出版出来ないなと思い、やるのならば、ちゃんとストーリーのあるものを精魂込めてつくりたいと思いました。

最終的な作画に入ったのは、年明けからで実際描いてみると1枚8時間ぐらいかかってしまって…
あれ、後何ページ位あるのだろう?と(笑)
こんなに大変なのに、嫌と思うことはなくて、起きてすぐ集中して描き始めてしまうと楽しいので作業自体は気持ちが良いですね。
初めて描いた割には、上手く描けたのではないかと思います。
何もない白紙にデッサンをし、色を重ねると命が吹き込まれていく感じがして不思議です。

僕の名前が沢村一樹なので、一本の樹木があるイメージを絵本に取り入れたいと思いました。
この本を読んだ人が、普段素通りしてしまうところにある木に対して「この木大きいな」と思うようなきっかけを作りたいという思いで描いています。

次はどうなるのだろうとページをめくる度に思わず問いかけてしまうようなどんでん返しや何度見ても飽きさせない作品なので、読んで下さる方に楽しんで頂けたらと思います。
皆さんにどういう風に受け止めて頂けるのか今からドキドキですね。
1人でも多くの方に読んで頂き、その感想をもとにまた機会があれば2作目も挑戦したいです。