福士蒼汰 映画『イン・ザ・ヒーロー』出演
福士蒼汰が、唐沢寿明主演で今秋全国公開される映画『イン・ザ・ヒーロー』に出演することが発表された。
唐沢演じるキャリア25年のベテランスーツアクターの主人公・本城渉をはじめ、アクション映画やヒーロードラマを影で支えるスーツアクター達の情熱や葛藤が描かれる今作で、福士が演じるのは人気絶頂のアイドル俳優・一ノ瀬リョウ役。
当初は本城と撮影現場で対立していたが、ある事件を境に徐々に分かり合い、アクション俳優の訓練を共に積んでいく。
そして努力の結果、かねてから夢見ていたハリウッド映画『ラスト・ブレイド』への出演を勝ち取ることに。
しかし危険を理由にアクション俳優が降板してしまい、撮影が続行不能になってしまう…。
□福士蒼汰 コメント
撮影は始まったばかりでこれからの現場も凄く楽しみです。去年の11月からアクション稽古を始めたので、その成果が出せたらと思います。
スーツを着てのアクションは凄く嬉しいです!衣装合わせをしたとき、強くなった気がして、戦いたいという気持ちが湧き上がってきました(笑)。仮面ライダーを演じていた頃、いろんなことを教えてもらいましたし、役者というものを実感できた場所だったので、今振り返ってヒーローをできるのは嬉しいです。知っている分、こう演じてみようかなと思ったりします。ブラックで陰がある役なので、正統派よりも演じてみたい役どころです。
スーツアクターという職業に関しては、仮面ライダー当時から、一緒に作品を作っている仲間だと感じていました。ただ表にでるのは自分達だったので、みなさんの存在をもっとみんなに知って欲しいと思っていました。そして、今回の役が、自分とリンクしている部分が多いと思っています。特撮に関しては、スーツアクターの方とのやり取りなどイメージできるので、全く知らない世界というよりは、経験ある世界だから演じやすいかもしれません。
唐沢さんとは初共演ですが、プロフェッショナルなのにナチュラルで着飾るところがない方なので、素敵だなと感じています。どれだけ吸収できるかが自分の中で課題です。
今回の役どころはハリウッド映画を目指す俳優ですが、自分もいつかはハリウッドに限らず海外の人とお仕事してみたいです。日本人とは違う感覚で生きているし、時間の流れから違うと思うので、得るものがあるだろうし、刺激を受けたいと思っています。自分のペースで焦らずいきたいです。
映画『イン・ザ・ヒーロー』
武正晴監督
今秋公開