沢村一樹 スペシャルドラマ『刑事 犬養隼人』主演決定
沢村一樹が、昨年放送された”一切のウソが通用しない”寡黙な刑事・犬養隼人を演じる『刑事 犬養隼人』の第二弾が9月24日(土)に放送されることが発表された。
原作は、『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した人気作家・中山七里氏の”刑事 犬養隼人”シリーズ。寡黙でウソは全て見抜いてしまうというミステリアスな凄腕刑事・犬養が、登場人物たちの裏側を暴きながら事件の真相へと迫っていく。
前作で”切り裂きジャック”を模した劇場型犯罪に挑んだ犬養が、今作も世間を巻き込む大胆不敵な難事件に挑む。
また前作から引き続き、重い腎臓病を患っている犬養の娘・豊崎沙耶香役を桜田ひよりが演じる。
■スペシャルドラマ『刑事 犬養隼人』
9月24日(土)
21:00〜23:06
ABC・テレビ朝日系
□沢村一樹 コメント
Q.シリーズ二2作目を迎えました。まずは率直な感想をお聞かせください。
A.パート2を必ずやりたいと思っていたので率直に嬉しいですね。今作もかなり面白い作品に仕上がっています。主要キャストである警視庁メンバーが、前作と同じキャスト陣で演じることができて、嬉しさもひとしおでした。
Q.今作ではアクションシーンが見せ場のひとつですね。
A.犬養って寡黙でしゃべらない人なので、セリフ以外の部分で彼の気持ちを表現したいというのがあって、僕自身もアクションシーンを入れたいと思って以前からプロデューサーに相談していたんです。ただ、相手をパンチやキックで痛めつけて倒すようなアクションはしたくなくて、刑事らしい組手のようなアクションをめざしました。アラフィフ世代の方々にも”自分もまだまだ体を動かせそうだ”と思っていただくきっかけになれば嬉しいですね(笑)
Q.本作の魅力は?
今作は父娘の関係に加えて、古手川との組織における上司部下の関係性など様々な関係性が絡み合いながら事件の本質へと迫っていく物語です。そして、『人を信じること』というのが一つの大きなテーマになっていきます。誰もが疑心暗鬼となってしまう現代社会の中で、人を信じることの尊さがしっかりと描かれていく。最後の最後まで飽きさせない、よく本当に出来たストーリーだと感じています。そして、今作もまた登場人物が豪華です。ひときわ大きいのがゲストの加藤雅也さん演じる芸能事務所社長・高森の存在感。犬養と古手川が高森とある種”対決”していくさまは大きな見せ場だと思います。
Q.今作の見どころをおねがいします。
A.父親としての犬養の表情が見どころのひとつです。犬養は刑事として事件を解決することより、父娘の関係の方が難しいと感じている不器用な父親なんです。仕事では一目置かれている人物でも、苦手でうまくいかないことを抱えて必死に生きているんだということを、娘との関係に悩む同じ世代のお父さんたちに見て感じてもらいたいですね。