川口春奈 ファーストファンイベント『卒業』
川口春奈 ファーストファンイベント『卒業』
川口春奈が3月20日(水・祝)、初のファンイベントを開催しました。
お客さまの温かい拍手に迎えられ、少し緊張した足どりで登場すると、
「いつもは緊張しないんですけど、昨日の夜は寝れなかったです。ブログにもこのイベントのことをずっと書いてきて、ずっと前から楽しみにしていました」
と、喜びを語りました。
イベントの初めは、この日先行発売となった2nd写真集のオフショットをスクリーンでみながら、振り返りました。
今回の写真集は、タイで撮られたものも多く、
「タイはもともと好きで、ずっと行きたかったです。プーケットのホテルは直接プールとつながっていて、その場のノリでみんなではしゃいでいた時の写真も使われています。あと、象の鼻に巻かれたりもしました」
と、貴重な体験を語りました。
MCからお気に入りの写真を聞かれると、
「表紙にもなっている制服の写真です。これは湘南の実際の江ノ電でとったものです。高校を卒業して、制服がラストということもあり、特別な一 枚です」
と、笑顔を見せました。
2nd写真集「haruna2」は、前作に引き続き、川口が絶大な信頼を寄せる長野博文さんが撮影してくださりました。
サプライズで、長野さんからのメッセージが読まれることに。
「私にとって川口さんは、10年に一度出るか出ないかというくらいの美少女。川口さんを撮影できたことをとても光栄に思っています。前回と今回の撮影で変わったのは、スタッフの信頼と、川口さんの自信だと思います。どんなシチュエーションでも、その画の中で鮮やかに存在している。 自信があるからこそ、より表情も多彩になっていく。そこにいるだけで、その場が清浄化されるような、凛とした美しさを持っている川口さん。今のままの土台から、新しく成長する姿を楽しみにしています」
と、送られたメッセージに感激し、
「3rdはパリでお願いします(笑)」
と、早くも次回作のオファーをする一幕もありました。
続いて話は、2nd写真集や、今回のイベントのタイトルにもなっている「卒業」の話題になりました。
仕事と両立して学生生活を送っていたので、体育祭や文化祭に出れずじまいだったそうですが、
「友達と仲良くなれたり、先生といっぱい話したり、いろいろな出会いがあってよかったです。高2の時の先生とは、今でも連絡をとってます」
と、振り返りました。
様々な出会いを通して実りある学生生活でしたが、卒業にあたって、川口にとって大切な人たちから祝福のメッセージを頂きました。
まずスクリーンに登場したのは、芸能界に入るきっかけを作ってくれた小学校からの親友。
「地元の親友なんですけど、彼女がニコラの編集部に私のプロフィールを送ってくれたことが、全ての始まりでした」
と話すと、またここでサプライズが。彼女がこのイベントのために、長崎から駆けつけてくれました。
彼女がステージに上がると、
「会うの1年振りくらいだね!え?何しに来たの?!」
と、突然の登場に驚きを隠せない川口に、会場は盛り上がりました。
ステージでは、昔の川口のイメージも話してくれました。
「初めはすごく人見知りで、髪が短くてクールな感じでした。お笑いが好きで、いつも周りを笑わせていました。あと、毎年0時ピッタリに誕生日メールをくれるし、春奈の日記にもそのことを書いてくれて嬉しかった」
と、喜びを伝えると、
「携帯のカレンダーに入っているので、忘れても教えてくれるんです」
と、あっけらかんとした返答に、会場は笑いに包まれました。
親友の登場に、リラックスした表情を見せてきた川口。
続いてスクリーンには、家族の写真が映し出されました。
そして、今でもよく東京に来て、ごはんを作ってくれるという母親からの音声メッセージが流されました。
「ハルちゃんへ。ニコラの撮影で五島から東京に通っていた頃、一人で行くのが怖くて、飛行場でなかなかお母さんから離れなかったことや、帰りのフェリーで寝過ごして、なかなか出てこなくて心配した時が懐かしいです。今の春奈は、目の前にいるファンの方々や、周りで支えてくれるスタッフの皆さんのおかげですね。これからもがんばっていこうね」
という肉声が会場に届きました。その愛情たっぷりのメッセージに、川口の心も温かくなったようでした。
続いて、質問コーナーの企画が始りました。
事前にお客さまに書いてもらった質問の中から無作為に選ばれた質問に、川口が答えていきました。
最初の「今まであったファンの中で印象に残っているファンは?」という質問に、
「ブログに私服の画像を載せたら、それと全く同じ服で会いに来てくれた人とか、同年代っぽいのに、いきなり『お前成長したな!』と言われたことがあって、びっくりしましたけど、嬉しかったです」
と、印象深い出来事を語りました。
次は、「これから演じてみたい役は?」という質問。
「自分でやりたいという役は特にないです。何でもやりたいです。演じた役をかわいいとか、よかったと言ってもらえると嬉しいので、与えられた役をこなして、『春奈だったらどんなキャラでもいいね』と言われるようになりたいです」
と、思いを語りました。
続いての企画は、ずっと緊張していたというスペシャルライヴ。
伊藤祥平も登場し、2月6日(水)に発売した『WE ARE YOUNG(featuring川口春奈)』を歌い上げました。
この日がお客さまの前で歌うのが初めてだったにもかかわらず、堂々とした姿勢で、透き通った歌声を披露しましたが、歌い終わると、
「歌は好きですけど、緊張しますね。歌はもういいです(笑)」
と、最後まで恥ずかしがる様子が見られました。
イベントも終盤になり、ここでプレゼント抽選会が行われました。
4種類のポスターをそれぞれ1名様ずつ、サインと当選された方の名前を入れてプレゼントしました。
また特別に、高校時代に実際に制服に着けていた名札と、シュシュも、それぞれ1名様ずつプレゼントしました。
するとここで、ファンのみなさまからの逆プレゼントが。
黒板に見立てたボードに、ファンのみなさんに書いて頂いたメッセージ(写真参照)が贈られました。
このサプライズに、
「これ本当に嬉しい!持って帰りたいくらい」
と、喜びを表現しました。
そしてさらにサプライズが。憧れの菅野美穂からの映像メッセージがスクリーンに流されました。
「高校卒業おめでとうございます。春奈ちゃんとはまだお仕事ではご一緒したことはありませんが、もし共演するとしたら、『プラダを着た悪魔』みたいに、私が春奈ちゃんをいじめるみたいな役もいいかもしれませんね。演技一本になって、今までとは違う悩みも出てくると思うのですが、春奈ちゃんの明るさと素直さがあれば、いくらでもいい経験に変えていけると思うので、さらにいい女優になれるように祈っています」
と、卒業を祝福しつつ、今後の活躍を期待する温かい言葉を聞くと、
「ありがとうございます。私なんかのために長いメッセージを送ってくれるところや、本当に楽しい方なのに、お芝居になると全然違って映るところがすごくて大好きです」
と、感激していました。
サプライズ尽くしだった今回のファーストファンイベント。
「今日みたいに、いろいろ準備してくださったスタッフの方々、会いに来てくれたファンの方々、数えきれないくらいたくさんの方々がいつも私を見てくれているということを、今日改めて実感できて幸せです。また作品を通して感謝の気持ちをお返しして、みなさんが笑顔になれるような人になりたいと思いました」
と、感謝の気持ちを語りました。
最後に川口から、
「実は、事前に誰かのイスの裏に手紙を貼り付けておきました」
と最後のサプライズが発表され、貼ってあったお客さまにその手紙がプレゼントされました。
その後、お客さま全員と記念写真を撮り、一人ひとりと握手をして感謝を伝え、初のファンイベントは大盛況の中幕を閉じました。
(第二部(17:00~)の回の様子をレポート・回によって、若干内容が異なります)