市川知宏 『東京が戦場になった日』試写会&会見
1月15日(水)、NHKスペシャル特集ドラマ『東京が戦場になった日』の試写会と会見が行われ、市川知宏ら出演者が出席しました。
本作の舞台は、昭和20年3月10日未明の東京大空襲。戦争末期、日増しに激しくなる空襲に対し、帝都防災のため「学徒消防隊」や「年少消防官」として集められ、都内の消防署に勤務させられた若者たちがいました。彼らの姿を通し、戦争の悲劇を伝える大型終戦特集ドラマです。
市川は、西北大学理工学部の2年生・神部正明を演じます。ある時、学部から学徒消防隊の募集があり、自ら志願することになります。会見では、
「東京の空襲のことを調べながらこの作品のオーディションに臨みました。いろいろ調べていって、本当にやりたいと思いましたし、死ぬ気で伝えていきたいと思いました。この作品を観て、何かを感じていただけたらと思います」
と強い思いで話しました。
また、撮影中のエピソードを聞かれると、一つの建物を丸ごと燃やしたシーンをあげ、建物が崩れていくのをみて怖くなったと話しました。
そういった現場に出動する「消防官」という仕事について、
「消防訓練を受けて、一刻を争う事態で行動するので、とても尊敬します」
と自身が演じた役も振り返りながら話しました。
『東京が戦場になった日』は3月15日(土)NHK総合にて19:30~放送です。お楽しみに。