市川由衣 舞台『金閣寺』顔合わせ会見
2月25日（火）、舞台『金閣寺』の顔合わせ会見が行われ、市川由衣が出席しました。
本作は、三島由紀夫の不朽の名作を舞台化したもので、宮本亜門さんが演出を手掛け、生来の吃音から疎外感に悩まされて育つ主人公・溝口を柳楽優弥さんが演じ、4月5日（土）～4月19日（土）まで赤坂ACTシアターにて上演されます。
市川は、溝口の初恋の相手・有為子役と、その有為子に存在を重ねる生花の師匠を演じます。
生とは何か、美とは何かと自問する溝口、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木（水橋研二さん）、溝口と寺の同朋で、明るさの裏に闇を抱える鶴川（水田航生さん）らそれぞれの若者の苦悩を見事に描き出した舞台です。
顔合わせに出席した市川は、
「初めてご一緒させていただく方ばかりで緊張していますが頑張ります。この物語の魅力は、登場人物それぞれのもがきや悩みだと思うので、丁寧に演じていきたいです」
と話しました。
また今作は、2011年に宮本さんが一度演出を手掛けており、今回は新たなキャストで再演するということをうけ、
「前作を拝見し、ラストシーンに鳥肌が立ちました。小説は難しいところもありますが、宮本さんの演出はとても入り込みやすくて衝撃的でした。さらにパワーアップした『金閣寺』をお見せできるように頑張りたいです」
と意欲を見せました。
『金閣寺』のチケット一般発売は、3月1日（土）10：00から開始されます。詳しくは下記のサイトをご覧ください。