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榮倉奈々 『わたしのハワイの歩きかた』初日舞台挨拶



6月14日(土)、映画『わたしのハワイの歩きかた』の初日舞台挨拶が行われ、主演の榮倉奈々が出席しました。

榮倉は、2004年の『じいじ~孫といた夏』で女優デビューしてから今年で10年目を迎えます。
その節目となる本作では、漠然とした不安を抱えながら飛び立ったハワイでたくさんの人と出会い、時にぶつかり合い、時に刺激し合いながら、本当に歩きたかった自分の道を見つけていく等身大の女性を演じています。
舞台挨拶では、主人公・小山田みのりと同様に様々な人に出会い、刺激されながら歩いてきた10年の女優人生についても触れながら、約1ヶ月半のハワイでの撮影を振り返りました。

はじめの挨拶では、
「この映画のお話をいただいた時、登場人物のみんながすごく不器用で、チャーミングで、だからこそ人物の良さが引き立ち、すごく面白いなと思いました。
みのりについては、近くにいる友達の人生の一部を覗いているような不思議な感覚になり、ぜひ演じさせていただきたいと思いました」
と話しました。

また本作のストーリーにちなみ、どのように日常の嫌なことから抜け出しているのか聞かれると、
「みのりは、どこの場所であっても、人と出会って生まれてくるものを拾っていけたから新しい道を見つけることができたんだと思います。
私自身はたぶんまだできないのでうらやましいですね。
私はこの仕事を始めてから、素敵な先輩方に出会うことができて、背中を押してくれる人がいます。
やめたり、新しい道を選ぶのも一つの手ですが、続けていて良いこともあると思うので、私はせっかくのご縁で始めたことはなるべく続けて、助けてもらったりしながら生きていきたいなと思います。
たくさんの出会いにはすごく感謝していますし、それを拾える人でありたいなと思います」
と、出会いを大切にしているという考えを明かしました。

映画『わたしのハワイの歩きかた』は現在公開中です。