唐沢寿明 映画『イン・ザ・ヒーロー』キックオフ会見
6月30日(月)、映画『イン・ザ・ヒーロー』のキックオフ会見が行われ、主演の唐沢寿明が出席しました。
本作は、普段は観客に顔を知られることなく、肉体を駆使しながら作品に身を捧げている、「真のヒーロー」とも呼べるスーツアクターたちの、夢を追い求める熱い想いが描かれた作品になっています。
会見では、唐沢自身が過去にスーツアクターとして活動していたことにも触れ、
「台本を読んで、自分がモデルの話かなと思いました。スーツアクターのときはこの映画に描かれているような生活に近かったので、自分のことのように感じます」
と話しました。
撮影に入る前は筋力トレーニングやアクション練習を行い、怪我をしながらも作品に向けて体づくりを行ったそう。
劇中のアクションシーンについては、
「CGが流行っている時代に、肉体一つで勝負を挑んだ、今どきめずらしい“アナログ感”が出ています。そういう意味でも新鮮で、素直に心に響く作品だと思います」
と確かな手ごたえを感じているようでした。
またこの日は、「夢に向かって突き進む」という映画のキーワードに沿って、夢を追っていた若かりし頃の写真がスクリーンに映し出されました。
唐沢の写真は、アクションクラブに所属していた10代後半の頃の写真。忍者ショーに出てバク宙を披露している姿も披露しました。当時からずっと俳優になる夢を追っていたそうです。
それから30年以上経った今の夢は、
「役者として、これからも良い作品に出会って、素晴らしい方と仕事をしていきたいです」
と話し、意欲を見せていました。
映画『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日(土)公開です。