市川由衣 主演映画『海を感じる時』9月13日(土)公開
市川由衣が主演する映画『海を感じる時』が9月13日(土)に公開されます。
本作は、中沢けい氏が第21回群像新人賞を受賞したデビュー作を映画化したもので、愛を知らない女子高生・恵美子(市川)が、同じ高校に通うひとりの男・洋(池松壮亮さん)との性体験や母との対立を経て、少女から大人の女へと成長していく物語です。
恵美子の繊細な内面や、男と女、家族とのつながりが豊かな感性で表現され、恵美子と洋の揺れ動く心の機微が美しく描かれています。
ある日恵美子は授業をさぼり、新聞部の部室で暇つぶしをしていると、先輩の洋と顔を合わせます。突然、洋は恵美子にキスを迫り、衝動的に体をあずける恵美子。しかし洋は、「女の人の体に興味があっただけ。君じゃなくてもよかった」と言い放ち、拒絶します。恵美子はそれでも洋を求め、会うたびに自ら体を差し出します。どんな形でも洋に必要とされたいと願いながら、寄り添っては傷ついて反発し、満たされない心を埋めようともがいていきます。