市川由衣 主演映画『海を感じる時』初日舞台挨拶
9月13日(土)、映画『海を感じる時』初日舞台挨拶が行われ、主演の市川由衣が出席しました。
本作は、愛を知らない女子高生・恵美子(市川)が、同じ高校に通うひとりの男・洋(池松壮亮さん)との性体験や母との対立を経て、少女から大人の女へと成長していく物語。
市川は、恵美子の心の戸惑いを大胆な演技で体現、一途な想いながら葛藤する心の揺れを力強く演じ、これまでのイメージを一新して渾身の力を込めて挑んでいます。
舞台挨拶に登場した市川は、
「私自身、覚悟を決めて挑んだ作品なので、こうして大勢の方の前で初日を迎えられて幸せです」
と感慨深く話しました。
自身が演じた恵美子という役について、
「最初はイタイ女だなと思っていましたが、演じれば演じるほど恵美子のピュアさや真っすぐさに惹かれて、大好きな役になりました」
と振り返りました。
また、クランクアップした日について聞かれると、
「クランクアップした時は泣いてしまいました。帰りの車でダウンしてしまい、やりきった感がすごくありました。この映画に出ると決めた時に、自分がボロボロになるまでやりきろうと決めていたので良かったと思っています」
と、全身全霊を捧げて役に挑んだ様子を窺わせました。
最後に
「私は女優を始めて15年目になりますが、私自身が大好きだと思える作品、役に出会えたことが本当に幸せで、女優をやってきて良かったと思います」
と心中を明かしました。