市川由衣主演映画『海を感じる時』ロッテルダム国際映画祭出品決定
市川由衣が主演する映画『海を感じる時』が、2015年1月21日(水)(現地時間)からオランダ・ロッテルダムで開催される第44回ロッテルダム国際映画祭のスペクトラム部門へ正式出品されることが決定しました。
『海を感じる時』は、中沢けい氏が第21回群像新人賞を受賞したデビュー作を映画化したもので、愛を知らない女子高生・恵美子(市川)が、同じ高校に通うひとりの男・洋(池松壮亮さん)との性体験や母との対立を経て、少女から大人の女へと成長していく物語。
恵美子の繊細な内面や、男と女、家族とのつながりが豊かな感性で表現され、恵美子と洋の揺れ動く心の機微が美しく描かれています。
本作は9月13日(土)にテアトル新宿ほか全国5館で公開され、テアトル新宿では初日全回満席となるスタートから、平日も連日立見の回が続出するほど話題となり、現在も全国で順次公開されています。市川の「人生をかけて挑んだ」という女優としての決意や、脚本を読んで、36年間も映画化できずにいることを自分で食い止めたいと強く希望した池松さんの熱意が込められた本作。中沢氏には「市川由衣と池松壮亮が生まれてくるのを待っていた」と言わしめた程、市川、池松さんへの賛辞はやまず、マスコミ内でも評判となり大ヒットへ繋がりました。
本映画祭での上映が記念すべき海外初上映となり、安藤尋監督の現地への渡航も決定しています。
市川由衣コメント
「この度、『海を感じる時』がロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門に正式出品されることが決定したと聞き、本当に嬉しかったです。私自身、女優生命をかけて挑んだ作品なので、海外の方にどのように感じられるのか、とても興味があります。愛するわが子を留学させるような気持ちですが(笑)海外でも沢山の方に愛されるとい
いなと思います。」