反町隆史 『限界集落株式会社』制作発表
1月23日(金)、NHK土曜ドラマ『限界集落株式会社』の制作発表が行われ、主演の反町隆史が出席しました。
本作は、寂れた集落の農家たちや、都会のコンサルタント、ワーキングプアの若者ら寄せ集めのポンコツチームが、村唯一の産業「農業」で一丸となって山深い限界集落の村を再建する物語。
反町は、舞台となる止村でかつて有機農業に挑戦するも失敗し、多額の借金をつくり両親と娘・美穂(松岡茉優さん)を置いて東京に逃げてきた大内正登を演じます。
会見では
「全5話の内容を去年の夏から12月の頭までじっくり撮らせていただきました。暑くて緑が生い茂っている時から冬になって寒くなるまで、『農業』という題材を四季を感じながら撮影でき、とても画がきれいで、それだけでも見ごたえがあると思います」とコメント。
また、本作のオファーを受けるまでの経緯について、
「もともと食の安全性や有機野菜などに興味があり、以前から食生活にも気を付けていました。僕が演じる正登が有機野菜を作るという設定で、有機野菜がどのように作られるかはっきりと分からない部分もあってとても興味が湧きました。台本を読ませていただいた時に、谷原章介さん演じる多岐川と対立するシーンがあったり、娘と言い合うシーンがあったりする画をイメージして、とても骨太でいい作品だと思い、受けさせていただきました」と明かしました。
撮影前と撮影後で“食”に対しての心境の変化を聞かれると、
「撮影に入る前に、有機野菜を作っている農家の方のところにお邪魔していろいろお話を伺ったのですが、そこでいちばん驚いたことは“土”なんです。有機野菜を育てるのに土はものすごく大切で、その土は普通に食べられるんです。そのくらい土壌がしっかりしていないと育たないということを知り、とても感動しました。
山梨の撮影場所でも、実際に本当においしい野菜を作っているところがたくさんありました。それからは食べるものに対して自分で責任を感じながら、自分が口にするものをより大切にしていきたいなと感じるようになりました」と話しました。
『限界集落株式会社』は1月31日(土)21時放送です。