杉咲花 『化石の微笑み』3月29日(日)23:40放送
杉咲花がドラマ初主演を務める、「第13回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」大賞受賞作品『化石の微笑み』が3月29日(日)23:40から放送されます。
「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」は、テレビ朝日が2000年7月に創設した、フレッシュで有能な脚本家の発掘および育成、制作現場の活性化と視聴率アップを目指すと共に、デジタル時代に向けたテレビ朝日のイメージアップを図ろうという意図で企画された脚本コンクール。『化石の微笑み』は昨年6月に応募総数1495篇の中から大賞に選ばれました。
杉咲が演じるのは、認知症の祖母・井沢幸子(草笛光子さん)の面倒を見るため、自宅からいちばん近い高校に進学した、家族思いの優しい少女・中村彩美。
また、彩美に密かに思いを寄せる同級生・宮原和哉を小関裕太さんが演じます。和哉は幼い頃から“汚れること”に敏感で、その潔癖さゆえ小学校でいじめを受けていました。
ある日、家を飛び出し徘徊した後に神社の林で無心に穴を掘っていた幸子に出会った和哉。和哉のことを亡き夫・忠信と思い込んだ幸子は、和哉との出会いをとても喜びます。幸子を探しにやって来た彩美もまた、久しぶりに笑みを浮かべた祖母の顔を見て嬉しく、また忠信として幸子に会ってほしいと和哉に頼みます。
一方で、幸子はなぜ神社で穴を掘っていたのだろうかと疑問に思った2人は、その行動の意味を知るため幸子の妹・根岸京子(草村礼子さん)を訪ねます。そこには、幸子のある秘密が隠されていました。
<杉咲花コメント>
またひとつ、作品をつくれるということに対してもそうですが、嬉しさがありました。どんな役でもそれを自分が演じるということに喜びと緊張があります。いつもと同じ想いで撮影に臨ませていただきました。
脚本を読んで、ひとに優しくしたい、そして、優しい想いを大事にしたいと思いました。
ドラマを観ていただいた方にそれを伝えることができたなら、すごく嬉しいし、そうであってほしいです。