天海祐希主演 ゲキ×シネ『蒼の乱』初日舞台挨拶
5月9日(土)、ゲキ×シネ『蒼の乱』の初日舞台挨拶が行われ、主演の天海祐希が出席しました。
本作は、今年35周年を迎える劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で体感する新感覚映像エンターテインメント「ゲキ×シネ」の最新作。
『蒼の乱』は、さまざまな逸話を残す歴史上の大人物・平将門をモチーフに、その将門をめぐる物語を、これまでのイメージとはまったく違う角度、切り口で描いていく物語で、2014年3月から5月にかけて東京・大阪で上演されました。
天海は、国を追われ孤独に生きながらも、優しく強い海のような女性・蒼真を演じます。
舞台挨拶では、劇団☆新感線の舞台に3回目の出演となった今作で初主演を務めたことについて、
「いろいろなものに押しつぶされそうでしたが、『こんなに素晴らしい共演者の皆さんが一緒に舞台に立ってくれる』と思うと気が楽になりました。カーテンコールではお客さまに作品への思いをちゃんと伝えたいと思って挨拶させていただいたことをすごく覚えています」とコメント。
また、本作の見どころを聞かれると、
「インディ高橋さんがやられるシーンがものすごくて、私は食い入るように見ていました。壮絶な生き様を見ていただきたいですね」と答え、また森奈みはるさんと共演したことにも触れ、「戦いに向かうときの彼女の衣装のマントがものすごく可愛らしいのでぜひ注目してください!」と話しました。
舞台挨拶の最後は、
「劇団☆新感線の素晴らしいキャストとスタッフの皆さんと、こんなに熱い舞台をつくることができました。私の一生の宝物がまた一つ増えました。それをゲキ×シネとして皆さんに観ていただける、こんなに嬉しいことはありません。私は、いちばん最初の『蒼の乱』という名前が出てくるシーンがものすごく好きで、あのシーンの空を見上げる2人がずっとずっと続けばいいなと思いながら物語を進めていました。2人で空を見上げたときのすがすがしさがそのまま皆さんに伝わりますように」と熱い思いを語りました。