志田未来・市川知宏 映画『おかあさんの木』6月6日(土)公開
志田未来・市川知宏が出演する映画『おかあさんの木』が6月6日(土)に公開されます。
本作は、小学校5年生の教科書に32年間にわたり掲載されてきた大川悦生氏の「おかあさんの木」を映画化した作品。5月には大人向け文庫として再編集され発売された、平和を訴え続ける不朽の名作です。『解夏』『がんばっていきまっしょい』など、様々な人々の心の深層を丁寧に描く磯村一路監督がメガホンを取り、いつの時代も決して変わることのない人々の繋がりや、母と子の愛情を描きます。
戦時下の長野を舞台に、7人の子どもたちを懸命に育て上げる主人公・田村ミツを鈴木京香さんが演じます。
志田は、ミツの夫の同僚で田村家を見守る昌平(田辺誠一さん)の娘・サユリ役で出演。
市川は、現在に生きるサユリ(奈良岡朋子さん)と関わっていくことになる農水省の職員・河辺を演じます。
夫の謙次郎(平岳大さん)を亡くし、ミツは貧しいながらも子どもたちに囲まれて笑顔が絶えない生活を送っていました。しかし幸せな生活は長くは続かず、子どもたちは次々と「お国のため」という名目で出征していきます。彼らが戦地に赴く度に1本ずつ桐の木を庭に植えるミツ。そしてまるで木に息子1人1人の魂が宿っているかのように優しく語りかけ、いつか誰かは戻ってくると信じていつまでも待ち続けます。
7人の子どもたちはお母さんに「ただいま」と言えたのか。お母さんは子どもたちに「おかえり」と言えたのか。終戦70年を迎える今年、全ての母と子どもたちに贈る“涙のエンタテインメント”です。