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杉咲花 映画『トイレのピエタ』公開前夜祭トークショー



6月5日(金)、映画『トイレのピエタ』の公開前夜祭トークショーが行われ、杉咲花が出席しました。

本作は、“マンガの神様”手塚治虫さんが死ぬ直前まで綴っていた病床日記にインスパイアされ、『ピュ~ぴる』で国内外から高く評価された松永大司監督が完全オリジナルストーリーで手掛けた劇場長編初監督作品。RADWIMPSのリード・ボーカル&ギターの野田洋次郎さんが映画初主演を務めます。
杉咲は、余命宣告される主人公・園田宏(野田さん)と最期の夏を共に過ごすヒロイン・真衣を演じます。

トークショーでは、杉咲が真衣役のオーディションを1年かけて受けたことに話がおよび、
「オーディションで監督に演技を見ていただいたとき、『そんなの俺でもできる』と言われたことがありました。『怖い』とも思ったのですが、監督がおっしゃっていることはすごくよく分かったし、ちゃんと正面から向き合ってくださっていることが嬉しかったです」とエピソードを明かしました。

また、真衣の役作りについて
「1年間のオーディションを通して、私の中で真衣を作りあげていたのですが、監督に『全然違う』と言われ、そこから新しい役作りが始まりました。リハーサルの段階で監督が役を全部引き出してくださって、野田さんはずっと宏でいてくださって、現場のスタッフの皆さんも、ピエタの世界を作ってくださっていたので、撮影期間はずっと真衣でいることができました」と話しました。

完成した作品を観た感想を聞かれると、
「作品を観る前に監督から、『この映画は僕からの洋次郎と花へのプレゼントだ』と言われまして、作品を観た後、最高のプレゼントだと思いました。すごい作品に出会ってしまったから、これからはピエタを超えるものを作っていかなければいけないと思いました」と答えました。