竹野内豊主演映画『at Home』8月22日(土)公開
竹野内豊が主演する映画『at Home』が8月22日(土)に公開されます。
本作は、本多孝好氏の短編小説を映画化した作品で、決して振り返りたくない過去を持ち、それでも生きていくために寄せ集めの偽装家族を選んだ5人の男女が、ささやかな幸せを守るために奮闘する物語。
竹野内が演じるのは、空き巣の名人で一家の大黒柱である森山和彦。
ちょっと抜けた性格で頼りない部分もあるが、人一倍義理人情に弱く、子どもたちの進路希望をかなえてあげたいと願う男気ある人物です。
森山家は一見飄々とした、しかし骨のある父親・和彦と、結婚詐欺師の妻・皐月(松雪泰子さん)、偽造職人の長男・淳(坂口健太郎さん)、中学3年生の長女・明日香(黒島結菜さん)、ゲーム好きの小学4年生・隆史(池田優斗さん)が慎ましくも幸せな生活を送っていました。
しかしある日、皐月が結婚詐欺のターゲットとして付き合いを進めていた不動産王の息子・ミツル(村本大輔さん)に計画がばれてしまい、自分がカモにされていたことに激昂したミツルは皐月を監禁。暴力をふるい、さらに身代金として1千万円を求めてきました。
淳が偽造した1千万円を用意し、取り引き現場に向かった和彦らが見たものは、殴られて血だらけになっている皐月。
必死の奪還劇の先に、和彦が“家族”を守るために決意したこととは何か?思いがけないラストに、「果たして本当の家族の絆とは何なのか?」と誰もが考えさせられる作品です。