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唐沢寿明主演映画『杉原千畝 スギハラチウネ』大ヒット御礼舞台挨拶


12月22日(火)に映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、主演の唐沢寿明が出席しました。

本作は、第2次世界大戦中、リトアニアで日本領事として日本政府に背いてユダヤ難民にビザを発給し続け、約6,000人の命を救ったといわれる外交官・杉原千畝氏の半生を映画化した作品。
唐沢演じる杉原千畝は、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」とも呼ばれた人物です。劇中では、混乱の世界情勢下においてインテリジェンスオフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、日本へ情報を発信し続けた彼の信念が描かれます。

プロモーション期間中は、リトアニアでのワールドプレミア、東京ミッドタウンでのイル ミネーション点灯式、早稲田大学での試写会、そして初日舞台挨拶と、さまざまなイベントを行い、多くの方々の応援と称賛をいただきました。
大ヒット御礼の今回のイベントでは、歴史背景や外交官事情に詳しい外交ジャーナリスト の手嶋龍一さんも登壇し、観客の方々の感想や疑問に応えるべくティーチインを行いました。

ポーランドのロケのエピソードを聞かれると、「現地でエキストラに参加してくださった 方々は、日本人を見ると『助けてくれてありがとう』と今もなお感謝の言葉を口にしていて、とても驚きました。おじいちゃんやおばあちゃんの世代から、杉原さんの功績がずっと受け継がれているんだと思います」とコメント。

また、映画で印象的だった点について「この映画の中で、周りの人々も杉原さんに影響され、変わっていく様子がすごく好きです。セリフの中では、彼が奥さんに『すべてを失うことになってもついて来てくれるか?』と言うセリフが印象的でした」と話しました。

最後に、観客の方々に対して「僕も日頃から誰かのために何かをしたいと思って、自分なりできることはやっているつもりなのですが、この映画を観るとやっぱり自分のしていることは大したことではないなと思います。それでも、自分にできることはこの先も続けて行きたいと思います。
今日のように1つの作品で2度目の舞台挨拶をしたのは初めての経験で、たくさんの方々に観ていただいているんだなと感謝しています。皆さまに恩返しできるような作品がまた作れるように、この先も精一杯努力していきます」と意気込みを語りました。