志田未来 舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』囲み取材&公開舞台稽古
7月6日(水)、舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』の囲み取材&公開舞台稽古が行われ、志田未来が出席しました。
本作は、昨年11月に同パルコ劇場公演『オレアナ』で初舞台を踏んだ志田が挑戦する2度目の舞台。
パルコ劇場“クライマックス・ステージ” シーズン2
現パルコ劇場での最後の新作舞台となるこちらは、作・蓬莱竜太氏と、演出・栗山民也氏が“生きる”意味を問う問題作となっています。
<ストーリー>
突然の母の死からひと月。
徹底的に放任され、父親を知らずに育った三姉妹は遺骨を持ったままあてのない旅に出る。
「私には重石が三つ必要なの。」毎日のように聞かされた母の口癖が頭をめぐる。
次第に蘇るそれぞれが持つ母の記憶。あの母親は自分たちにとって何であったのか。
自分たちはこれからどこに向かえばいいのか…
奔放に生き、突然この世を去った母。
三姉妹は母親の遺伝子を受け継いでいることに無意識の恐れを抱いている。 母から娘へ、受け継ぐものと拒むもの。
古い自分と決別し、新たなスタートを切ろうとする三姉妹を通して、人生を選択し生きていくことの難しさや尊さをお届けします。
出演者は、パルコ・プロデュース公演にゆかりのある実力派女優4人。
三女役に志田未来、次女役に鈴木杏さん、長女役に田畑智子さん、母親役には斉藤由貴さんが決定し、舞台で初共演を果たします。
公開舞台稽古前の囲み取材では、公開前の気持ちを問われ、
「あと一ヶ月ぐらい稽古があればいいなと思いました。すごくテンポの大事な作品だと思いますので、足を引っ張らないようにしなきゃなと思っています」とコメント。
また、休憩時の食事について話が及ぶと、
「コンビニとかだと偏っちゃうかなと思って、大したものは作れないけど、おにぎりとゆで卵と鶏肉の焼いたものなど簡単なものを作って持参していました」と明かしました。
本作が、パルコ劇場最後の新作舞台ということについては、
「今回で舞台は2回目なのですが、前回初めて立たせていただいたのもパルコ劇場で、パルコ劇場しか立ったことがないということと、初めて舞台を観たのもパルコ劇場だったので、すごく思い入れのある劇場です。最後に立たせていただけるというのは、嬉しい気持ちもありつつ、プレッシャーも感じています」と話しました。
会見後に行われた公開舞台稽古では、難しい役どころである三女を熱演。
会場に集まった人の視線を釘づけにし、その演技に引き込んでいました。
舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』は、パルコ劇場にて、7月7日 (木) ~7月31日 (日)まで行われ、
8月4日(木)電力ホール(仙台)、8月9日(火)JMSアステールプラザ大ホール(広島)、8月13日 (土)~8月14日 (日)北九州芸術劇場 中劇場(北九州)、8月16日(火)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場(新潟)、8月20日 (土) ~8月21日 (日)シアター・ドラマシティ(大阪)と各地で行われます。
チケットはまだお求めいただけますので、下記のサイトをご覧ください。
■舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
http://www.parco-play.com/web/program/hahawaku/