山崎育三郎主演 ミュージカル『プリシラ』初日囲み取材
12月8日(木)に行われた、ミュージカル『プリシラ』の初日囲み取材に、主演を務める山崎育三郎が出席しました。
本作は、オーストラリアを舞台に、3人のドラァグクィーンたちのドタバタ珍道中を描いたミュージカルで、主人公たちのド派手なファッションや全編に流れる70年代ディスコチューンの数々が印象的な作品となっています。
山崎は、主人公のティック(ミッチ)役で、初のドラァグクィーンに挑戦します。
会見に舞台衣装で現れた山崎は、司会の方から“もう仕上がっていますね?”と話を振られ、「自分が男性なのか女性なのか迷っている複雑な役柄なのですが、ドラァグクィーンの衣装を着た時は、みんなに負けないように華やかに演じさせて頂こうと、自然と気持ちがそうなります」と回答。
また、“踊りの方はいかがですか?”と問われ、「歌とダンスと芝居がそれぞれ同じ量あるので、何でもできないといけない作品です。踊りのシーンで、陣内(孝則)さんが真剣に踊られていると、男の陣内さんが出てくるので“笑って~!”と言ってます(笑)」とコメント。
さらに、“劇中で見逃さないで欲しいシーン”について訊かれると、「僕が好きな曲に『True Colors』という曲がありまして、田舎町で3人がひどい目に遭うシーンで歌うナンバーなんですが、そこがグッときますね」と答え、“お客様へのメッセージ”を求められると、「いよいよ、今日から日本初演のミュージカルの幕が上がるのですが、笑いあり、涙あり、振り幅の広いミュージカルで2016年を締め括るにふさわしい最高のエンターテイメントになっていますので、ぜひ皆さんに日生劇場で体感していただきたいと思っております。お待ちしています」とメッセージを送りました。