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杉咲花 第41回報知映画賞表彰式 


12月20日(火)に行われた、第41回報知映画賞表彰式に、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、助演女優賞に輝いた杉咲花が出席しました。

第41回報知映画賞にて、作品賞、主演女優賞(宮沢りえさん)、助演女優賞(杉咲花、初受賞)、新人賞(中野量太監督)と4冠に輝いた映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は、“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”を描いた作品で、杉咲は、宮沢りえさんとオダギリジョーさんの娘・幸野安澄を演じています。

映画の一部がスクリーンで上映された後、ステージに登壇した杉咲に、賞状・目録・ブロンズが、幻冬舎代表取締役社長・見城徹氏から贈られ、映画の主題歌を担当された、きのこ帝国・佐藤千亜紀氏より花束が贈呈されました。

コメントを求められた杉咲は、「杉咲花です。今日はありがとうございます。私が出演させていただいた映画の一部がさっきスクリーンで流れたのですが、本当に素敵な作品に出演することができたな、本当に私は幸せだなと思いました。映画の撮影をしたのは去年なのですが、中野監督はすごく優しくて、この映画に関わった全ての人に愛情を持って接して下さっていました。私自身、現場では時間を掛けてしまうこともあり、ご迷惑をお掛けしたこともあったのですが、最後まで待って下さっていた監督や、カメラに映っていないところでも“お母ちゃん”として接して下さっていた(宮沢)りえさんや、全てのスタッフ、キャストの皆さんのおかげで今、ここに立てています。この賞をいただけて、少しは監督に恩返しができたかなと思います。これをきっかけに、またこの映画を観て下さる方が増えたらいいなと思っています。今日は本当にありがとうございます」と受賞のスピーチを行いました。

スピーチが終わり、宮沢りえさんの主演女優賞の表彰の際に、共演の伊東蒼さんと杉咲が宮沢さんへ花束を贈呈することに。
贈呈後、宮沢さんへのメッセージを求められた杉咲は、「お母ちゃん、おめでとうございます。今でも“お母ちゃん”と呼んでいます。お母ちゃんは、大事なシーンを撮っている時に、カメラが私の方に向いていて自分が映っていない時でも、自分が映っている本番と同じ熱量でぶつかってきて下さって、そのお蔭で本当に救われたシーンばかりで、私はお母ちゃんの娘になれて本当に良かったなって思いましたし、そうじゃなかったら今、ここに立てていないと思います。本当におめでとうございます。ありがとうございました」とメッセージを送りました。