福士蒼汰 映画『ちょっと今から仕事やめてくる』初日舞台挨拶
5月27日(土)に行われた映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の初日舞台挨拶に福士蒼汰が出席した。
上映後の舞台挨拶で福士は「映画の公開初日はいつも緊張するのですが会場にいる皆さんの顔を見てほっとしました。」と安堵の表情を浮かべた。
撮影の一部をバヌアツ共和国で行いフランス語と英語が混じった現地の言語、ビスラマ語を本作で披露した福士は「言語を学ぶことが好きなので楽しく勉強できました。
バヌアツ共和国は海や空はもちろん綺麗なのですが、現地の方々が自分たちを見かけると笑顔で手を振ってくださり、心も綺麗で豊かなんだと感じました。」と話し映画のタイトルにかけて『ちょっと今から俳優やめてくる』と題しもし俳優を辞めた場合どのような仕事をしたいかという質問に
「仕事はしないと思います。プランを決めずに世界一周をしたいです。」と答えた。
また、成島監督より福士と青山隆役の工藤阿須加さんに向けて「撮影が始まる5ヶ月前に初めて会った時、正直きついかなと思うこともあって劇中に出てくる(パワハラをする)山上部長並みに2人を相当追い詰めました。
5ヶ月間しごかれながら潰れそうになった時もあると思いますが、本当に頑張ってくれました。
2人はこの映画で役者として一皮むけたと感じていて
それは、2人の努力があってこそだと思います。
これから日本映画界を背負っていく俳優が今日ここに誕生したと思っています。
面と向かって褒めたことが今までなかったので今日お礼を言いたいと思います。ありがとう。」とサプライズで
ねぎらいの言葉がかけられる一幕があり、福士は「ありがとうと言うべきなのは僕自分のほうだと思います。
厳しく指導をして頂き、大変だったこともありましたがやりがいがあり楽しかったです。
自分を役者として育ててくださったのは成島監督だと思っています。
これからも自分は役者として歩んでいくと思いますが今の気持ちを一生忘れません。
そして成島監督と出会えたことが財産です。ありがとうございました。」
と言葉を詰まらせつつ、涙ながらに感謝の言葉を述べ、
最後に「この映画は生きるとはどういう意味かを感じてもらえる映画になっていると思います。
自分も全力で生きて、全力で生きている方々を助けられる存在になりたいです。
この映画でキャストの皆さんや監督から沢山サポートして頂いたので次回は助けることが出来たらと思います。」とコメントした。
■映画『ちょっと今から仕事やめてくる』公式サイト