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川口春奈 映画『聖地X』公開記念舞台挨拶


2021年11月20日(土)に行われた、映画『聖地X』の公開記念舞台挨拶に川口春奈が出席した。

オール韓国ロケで撮影された、世界照準のエクストリームホラー映画である本作で、川口は、岡田将生さん演じる主人公で小説家志望の輝夫の妹、要(かなめ)役を演じた。

登壇した川口は、「川口と申します。今日は朝早くから観に来ていただき本当にありがとうございます。昨日、ようやく公開を迎えられて、これだけたくさんの方に観ていただけたことを、うれしく思っています。みなさんがどういう風に思っていただけたのかがとても気になります。1回だけでなく、たくさん観て、たくさん楽しんでいただきたいなと思っております。よろしくお願いします」と挨拶した。

役のキャラクターにどのようにアプローチしたかを質問された川口は、「フラストレーションマックスで韓国に来て、ポンコツのお兄ちゃんにイライラしながら、韓国で予期せぬことに巻き込まれていくというハードなCGである部分とか、そういうものを目の当たりにしたりとか、夫へのイラ立ちとか、いろんな感情を抱えながら、いろんな顔を見せる女の子だったのかなって思います」と回答。

自身が演じた要の感情の変化については、「物語が後半に進むにつれて、変化もそうだし、気づかされる部分や、人として成長できたのかな。目の前に起きていることを受け入れようとしたりとか、人間的にも成長できている風に見えていたらうれしいなと思います」と話した。

劇中のダンスシーンの話になると、「母が事前に観て、あんたあれ何なの? ってすごい言われて」とコメントし、会場の笑いを誘った。「あれはなんだったんだろうなって。なくても物語上は成立するシーンではあるので…。結構しかも長くて…」と話し、「よい経験でした。ちゃんと事前にホテルに教えてくださる方がいて、ちゃんと訓練を重ねてのあれだったんで」と続けた。

岡田将生さん演じる主人公と薬丸翔さん演じる要の夫とのアクションシーンについて「あのときカオスでしたよね。ちょっと集中しきれてなかったかもです、あのとき。大人がガヤガヤしてたから、ちょっとあれでしたけど…」と回想し、「めちゃくちゃクライマックスだし、居酒屋さん、島食堂で撮る時間がそもそも長くて、本当にオーラスみたいなところだったので、いろいろあったけど、無事に撮りきれてよかったなって思います」と感想を述べた。

自身のパワースポットを聞かれるとあまりないようで迷いながらも「でも私、薬局好きです。用がなく薬局に入って楽しい。用がなくても何かしら手にとりませんか? 違いますか?薬局とかなんか好きですね。見つけたら行くかもしれないですね」と語った。

司会者から薬局にからめて、シャンプーをプロデュースしている話をふられると自身がブランドイメージキャラクターを務める「いち髪」とのコラボ商品について「昨日(11月19日)から発売されてます」としっかり宣伝した。

舞台挨拶の最後には「ホラーだったり、ミステリーだったり、ちょっとコメディー要素もあったり、いろんな要素がてんこ盛りで、あっという間な2時間でした。撮っているときも、どんな映画になるんだろうなって想像しながら、ワクワクしながら撮っていて、いちばん最初に観たときに、いい意味でいろんなものをひっくり返されるというか、裏切られるような映画でした。ですので、1回だけでなく、何回も観たくなるような、観ていただけるような映画になればいいなと思っております。よろしくお願いします。ありがとうございました」と会場の方々にメッセージを送った。