天海祐希・中川大輔 カンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』制作発表
2023年4月11日（火）に行われた、カンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』制作発表に天海祐希と中川大輔が出席した。
天海祐希演じる元弁護士の異色の探偵が、変わり者の天才バディとともに、あり得ない方法であり得ない敵に挑む、痛快エンターテインメントが4月17日（月）よる10時よりスタートする。
主演・上水流涼子役の天海は「皆さんこんにちは、天海祐希です。本日はお忙しい中足をお運びいただきありがとうございます。頭脳明晰な元弁護士で、探偵ということなのですが結構バタバタなところもございまして、笑いつつも感動したり、悲しくなったり怒ったり、とてもエンターテインメントになっているのではと思っております。素晴らしい共演者の皆さんと、心強いスタッフの皆さんと楽しく毎日撮影させていただいております」と挨拶し、松下洸平さん演じる貴山伸彦と古い友人であり、新宿歌舞伎町にたむろする裏社会の住人・有田浩次役の中川は「中川大輔です。本日はよろしくお願い致します。貴山さんとの関係がキーになる役柄なのかなと思っています。新宿歌舞伎町の若きリーダーというポジションから（上水流と貴山の）お二人に有益な情報を伝えたり、仕事をする役どころです。昨日一話を観させていただき、このバディが愛おしいというかドライなんですがお互い信頼しているんだろうなというのが随所に見られるので、このバディを早く皆さんに観ていただきたいです。よろしくお願い致します」とコメント。
見どころについて「見どころは全部です。ワンシーンワンシーンみんなお芝居を丁寧にやっていて、お芝居の空間をスタッフの皆さんが切り取ってくださっているので、どのシーンも楽しんでいただけると思いますし、観た方がここのシーンが好き、私はあっちが好きと思っていただけたら、それが一番幸せだなと思います。トータルで出演者の心模様が伝わっていけばいいなと思っています」と話す天海は、本作に多数の衣装で登場するそうで「私が沢山着替えるというのを売りにされると、今後も増えそうな気がして怖いのですが（笑）一話で何着着替えたかなと自分でも忘れてしまうぐらいの数を着替えています。印象深かったのは撮影の初日に撮ったキャディーさん。まだ肌寒い時だったのですが楽しくやらせていただき、久しぶりに大声を出しました」と振り返った。
また現場はチームワークの良さで撮影が早く終ることも多いそうで、その理由を天海は「お芝居の勢いやみんなのモチベーションが落ちないように、私達がやったお芝居を余すところなくスタッフの皆さんが丁寧に拾ってくださって、半分舞台のような感じで集中力が高い現場なんです。もちろん一つ一つ撮ることも素敵なのですが、私達も一つのシーンを最初から最後まで通してできることによって、自分の力量が試される反対に怖い現場で。私達ができてしまえば、全部いけてしまうので毎日恐怖と戦いながらやっています。でもその分、勢いも画面に出ているので楽しみにしていただけたらと思います」と語った。
続いて共演者の意外な一面を聞かれ、中川は「貴山さんと仲良しな役柄なので、役以外でもお近づきになれたらと思って松下さんのライブを観させていただいたんです。この佇まいから想像できないテンションで、始まった瞬間に『盛り上がっているか、立川！』とぴょんぴょん跳ねながらステージに来て。振り幅がありどっちが本当の人なのだろうとつかめなかったです（笑）」と笑顔を見せ、本作にちなみ“あり得ないエピソード”については「涼子さんが激辛好きな役柄なので、セットに色々な激辛調味料があって。撮影の合間にどのぐらい辛いかジョロキアをちょっと食べてみたらあり得ないぐらい、口の中が爆発するぐらい辛くて（笑）それを大量にかけている涼子さんはあり得ないなと思います」と明かした。
最後はキャストを代表して天海より「出演者の皆さんの勢いと現場の熱量が伝わるのではと思いますし、とにかく原作も面白いです。涼子と貴山の関係性が表立っては言わないけれど少しずつ信頼していく様にページが止まらないというか。そのイメージがちゃんと皆さんに伝わるといいなと思いながら私達もドラマを作っています。日頃嫌なことも多いかもしれませんが、月曜よる10時は『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』を観ていただいて週の初めを飾っていただけたらと思います。皆さんに楽しんでいただけるように私達も一生懸命撮影をしていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」とメッセージを送った。