川口春奈 映画『マイ・エレメント』日本版お披露目イベント
2023年7月4日（火）に行われた、映画『マイ・エレメント』日本版お披露目イベントに川口春奈が出席した。
『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる［もしもの世界］を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー＆ピクサーが贈る最新作、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く映画「マイ・エレメント」が8月4日（金）に劇場公開する。
この日、作品の世界をイメージしたカラフルなカーペット“マイエレカーペット”に登場した、主人公・エンバーの声を務める川口は「エンバーを演じさせていただきました川口です。公開はまだ先ですが、こうして皆さんに観ていただけることを嬉しく思います。よろしくお願い致します」と挨拶。
完成した作品について「私は声優をさせていただくことが、今回が初めてで。初めてがディズニー＆ピクサー、そして『マイ・エレメント』で本当にありがたいですし、幸せだなと思いながら収録をさせていただきました。出来上がった作品はどんな方にも一歩踏み出す勇気をくれる素敵な優しい映画になっておりますので、沢山の方に観ていただけることを楽しみにしております」と語った。
その後行われた舞台挨拶で、声優に決まったと聞いた時の感想を「まさか！という感じでした。もちろん私がディズニー＆ピクサーの世界に仲間入りができるんだという喜びと、声優は初めてで、日頃やっているお仕事と全く異なるお仕事だと思うので、不安と嬉しさ、楽しみな気持ちとすごくワクワクしている気持ち、色々な感情がきたのを覚えています」と振り返り、実際にアフレコをして「何から何まで自分が想像していたものと違い、新しいチャレンジだと思いながら数日かけて収録させていただいたのですが、その中でやっぱり楽しさとか大変さ、難しさというものを感じながら、すごく目まぐるしい濃い時間だったなと思います」とコメント。
また、玉森裕太さん（Kis-My-Ft2）が声を務めたウェイドの魅力を「ウェイドは水のエレメントなので、水みたいに柔らかくて柔軟性があって熱くなりやすく、なかなか素直になれないエンバーのことを、ルールなど関係なく、ありのままのエンバーを包み込んでくれる優しさ、懐の大きさを持っているキャラクターだなと思いました」と話し、ストーリーの中でエンバーが“私、このままでいいのかな”と思ったように、自身も同じ経験をしたことはあるかと聞かれると「私、このままでいいのかなという波はやっぱり常日頃きます。その度に周りの友達や家族やスタッフさん、色々な人に相談してまた前向きになって、また波が来たら相談してという繰り返しです。聞いていただけるだけでも（気が）晴れたり、1人じゃないんだなっていうのを感じます」と述べた。
最後は「何か新しいことを始める時とか、新しい環境、新しいコミュニティで何かをする時って、やっぱりすごく躊躇するし怖いし、なかなかその一歩が踏み出せないことが本当に沢山あると思うのですが、そんな気持ちを少しでも前向きに、勇気を踏み出せるような作品になっていると思います。本当に可愛らしいキャラクターたちと、エレメント・シティのポップでカラフルな世界をぜひ楽しんでいただけたらと思います」と笑顔でメッセージを送った。