福原遥 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』最速試写会
2023年10月25日(水)に行われた、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』最速試写会に福原遥が出席した。
SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題となり、シリーズ累計発行部数70万部を突破した汐見夏衛氏によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)。現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だったという、この世代を問わず泣ける原作が感動の映画化。人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること――。今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリーが12月8日(金)より全国公開する。
上映後、サプライズで登場し歓声が沸く中、主演・百合役を務める福原は「皆さんこんばんは。百合を演じさせていただきました福原遥です。初めてお客さんに観ていただく日ということで、今日が来るまでドキドキワクワクしていたのですが、やっと皆さんに観ていただいてほっとして、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さん映画はいかがでしたか?私達も後ろでちょっとだけ観させていただいて、皆さんの声が聞こえてうるっとしてしまい、本当に心が温かくなりました。今日は楽しい時間を過ごせたらと思います。よろしくお願い致します」と挨拶し、完成した作品を観て「汐見先生が作られたこの作品を、そのままのメッセージを届けたいという思いで撮影をしていましたし、この映画は沢山の方の支えがあって出来上がった作品で、CGなど本当に沢山の人達の力でこの1つの作品が出来上がったので、まず映像を観た時は本当にすごいなって、感謝の気持ちでいっぱいだなと思いました」と感謝を述べた。
劇中に出てくる食堂のシーンを振り返って「セットに救われた部分はすごく大きかったなと思います。そこに行くだけで本当にタイムスリップした気持ちになる不思議な感覚でした」と話し、主題歌を福山雅治さんが担当したことについて「びっくりしました。今でもちょっと信じられないです。この作品が伝えたいメッセージや、私達が演じていて感じた思いがこの歌詞に全て詰まっていて本当に素敵な歌ですし、今後も自分にとってこの歌は背中を押してもらえるような歌になるんだなと思いました」とコメント。
最後に「本日はありがとうございました。この(戦争という)事実は絶対に忘れちゃいけないことだと思いますし、同世代の方や、若い方にもちゃんと感じていただける作品になればいいなと思っております。そして今、私達が生活しているこの当たり前が、当たり前ではなくて、福山さんの歌もそうですけれど、ご飯をみんなで食べること、大好きな人と食べること、日常が幸せなことだなって私自身も噛みしめました。この作品を観終わった後に大切な人、大好きな人を思い浮かべて、これからどう過ごしていこうかと少しでも考えるきっかけになる作品になればいいなと思いますし、ぜひ自分の大好きな人をもっともっと大切にして、楽しく過ごしていただけたらいいなと思っております。沢山映画を観ていただけるように私達も、もっともっと届けていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と笑顔でメッセージを送った。