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福原遥 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』新春舞台挨拶



2024年1月8日(月・祝)に行われた、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』新春舞台挨拶に福原遥が出席した。

SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題となり、シリーズ累計発行部数70万部を突破した汐見夏衛氏によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)。現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だったという、この世代を問わず泣ける原作が感動の映画化。人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること――。今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリーが12月8日(金)より全国公開し、3週連続で週末興行ランキング実写邦画1位を獲得、公開19日目にして興行収入17億円を突破する大ヒットとなっている。

主演・加納百合役を務める福原は「皆さんこんにちは。加納百合役を演じさせていただきました福原遥です。本日はお忙しい中、そして朝早くお集まりいただき本当にありがとうございます。こんなにも沢山の方々が来てくださって心が温まっております。短い時間ですがどうぞ楽しんでいってください。よろしくお願いします」と話し、作品の反響について「この作品を愛していただいていることを、こうやって皆さんが来てくださったり、SNSなどで感じられて。リピートしてくださっている方も多いと聞いて本当に嬉しいですし、信じられないです」と心境を語った。

この日は成人の日ということで、新成人の方々に向けてアドバイスをおくることになり、福原は「言える立場でもないんですけれど」と恐縮しつつ「新成人の皆さんは、これから不安があったり、楽しみなこともあったり、色々な感情だと思うんですけれど、人生は1度きりなので悔いのないように、自分が好きなことや、やりたいことを精一杯、一生懸命頑張っていただきたいですし、好きなことや、やりたいことがまだ明確じゃないという方は、色々なことに興味を持って、とにかく失敗を恐れずに楽しんで頑張っていただけたらいいなと思っています」と述べた。



続いて、募集した質問に答えるコーナーで“2回目を観る時の見どころについて”という質問に「登場人物の1人1人の目線になって観たら、また違った景色が見られると思うので、ぜひ何回も観ていただいて、感じていただけたら嬉しいです。あとはCGが本当に素晴らしくて、私達も試写で観た時にすごいと感じたのですが、沢山の方の力が加わってこの作品ができているので、何回も何回も観てくださっている方は、ぜひそこにも注目して観ていただけたら嬉しいです」と語り、“今年の目標は”という質問に「2023年はこの作品や、色々な作品に関わらせていただいて、沢山吸収させていただいた1年だったので、今年はそれを踏まえて、もっとお芝居を深く掘り下げて向き合っていきたいなと思います。沢山お芝居をしたいです」と答えた。

最後に「本日はお集まりいただき本当にありがとうございました。新年から大変な状況が続いている中で、早く皆さんが心安らげる日々が来ることを心から願っておりますし、私達にもできることを考えて過ごしていきたいなと思っております。そして、この作品が皆様にとって心の支えと言いますか、考えるきっかけになる作品になればいいなと思っております。私自身は普通に過ごせているこの生活が、本当に幸せなことで、ありがたいことなんだなとこの作品で感じました。皆さんも夢を持つことや、好きなことができるありがたさを感じながら、自分の大切な人をもっと大事にして、1日1日、丁寧に過ごしていただけたら嬉しいなと思っております。沢山愛していただいてありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。



舞台挨拶後は、感謝の気持ちを込めて、サプライズで観客をお見送りする場面もあり、福原は笑顔で観客とのコミュニケーションを楽しんだ。