桜田ひより 映画『バジーノイズ』公開後御礼舞台挨拶
2024年5月14日(火)に行われた、映画『バジーノイズ』公開後御礼舞台挨拶に桜田ひよりが出席した。
ビッグコミックスピリッツ連載の青春音楽コミックを、映画初主演となる大人気グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実さんと桜田ひよりのW主演、さらに日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こした大ヒットドラマ「silent」の風間太樹監督によって満を持して実写映画化した『バジーノイズ』が、5月3日(金・祝)より全国公開した。
主演・岸本潮役を務める桜田は「皆さんありがとうございます。桜田ひよりです。こうしてまた皆さんにお会いする機会があって、とても嬉しく思っております。今日は短い時間ですがよろしくお願い致します」と挨拶し、周りの反響について聞かれると「両親が2回観に行ってくれたのですが、1回目も2回目も同じところで泣いたと言ってくれました。久しぶりに自分の(出演する)映画を両親に観せる機会をいただけたので、観た時に自分の娘が成長しているなっていうのを感じたみたいで、胸が温かくなったと話していました」と語った。
イベントの途中には、サプライズゲストとして原作者のむつき潤先生が登場。花束を贈られた桜田は笑顔を見せる中、改めて撮影を振り返って「潮ちゃんは結構、破天荒さがあって現実とはかけ離れているような行動をとったり、驚くような言動が多かったと思うんですけれど、いかに実際にいるような女の子にするかを考えたり、(潮が話す)関西弁が自分にとってお仕事の幅が広がって、とても成長できた作品になりました」とコメント。
続いて5月2日に行われた特別前夜祭で、むつき先生からの手紙に涙した場面について触れ「その時は本当に色々な感情がこみ上げたのですが、家に帰って振り返った時に、あの涙ってどこから来たんだろうと思って。色々考えたのですが、自分が潮ちゃんと向き合っている期間、去年の夏っていうのは、すごく濃密な濃い時間で、潮ちゃんに自分自身を投影していた部分もあって、すごくもがいていた夏が、むつき先生の言葉で全て救われたというか。自分が成長するために必要なものだったし、この作品が私にとって本当に大切なものになったんだなって改めて思えた、そんな瞬間でした」と話し、最後は「こうやって先生と一緒に登壇する機会はなかなかないので、今日はとても楽しかったですし、夏の思い出が蘇る、心が温かくなるような時間を皆さんと一緒に共有できたことが嬉しかったです。この作品を何度も何度も観て、自分の好きなポイントを何度も何度も心に刻んで少しでも豊かな生活をおくれますように。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送った。