桜田ひより 映画『ブルーピリオド』公開直前イベント
2024年8月1日(木)に行われた、映画『ブルーピリオド』公開直前イベントに桜田ひよりが出席した。
2017年6月に月刊アフタヌーンで連載が開始すると瞬く間に「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネートされ、「マンガ大賞2020」を受賞するなど国内外で絶賛、アニメ化やYOASOBI「群青」とのコラボレーションでも話題を集め、累計発行部数は700万部を超える大人気傑作漫画となった「ブルーピリオド」(作:山口つばさ氏)が実写映画化。2024年8月9日(金)に全国にて公開する。
美術学校の高校生130人が集まる中、行われたイベントで桜田は「皆さんこんにちは、森まるを演じました桜田ひよりです。今日は短い時間ですが、よろしくお願い致します」と挨拶。
この日、キャストと学生、教論が共同製作した絵画が披露され「(映画の)撮影の時ぶりに絵を描かせていただいたので楽しかった記憶が蘇りましたし、こうして皆さんと一緒に1つの作品を作ることができて、とても貴重な経験でした」と笑顔を見せ、作品の見どころについて「学生の皆さんは将来に悩んだり、道が決まっている人もいれば、まだまだ模索中の方もいる中で、この映画は応援している側の視点で観たり、色々な視点で観ることができるので、その時の自分の置かれている状況や環境によってまた違った感じ方になるんじゃないかなと思います。何度でもこの映画を楽しんでもらえたらいいなって思います」と語った。
続いて、学生から直接質問を投げかける場面で、俳優業に目覚めたきっかけ(心が打ち抜かれるようなズギャンとなった瞬間)を聞かれると「私はこの世界に入ったのが5歳の時だったので、その時の記憶はないですけれど、ドラマを観て俳優をやりたいって言ったのがきっかけで、この芸能界に入ったので、ある意味、5歳の私は観ていたドラマにズギャンって思ったんだと思います。ズギャンを続けないと意味がないなと私は思っていて。毎作品が本当に素晴らしいものとの出会いだったり、かけがえのない思い出ができたり、経験ができたりするんですけれど、私は絶対に満足していなくて。それは満足したら、私はこのお芝居という世界はもういいかなって思っているので、自分の満足がいく、自分と向き合えるのは何年か何十年か後かは分からないですけれど、その日が来ることを、ちょっと心待ちにしていながら、日々、自分の吸収できるものと皆さんに与えられるものを1個1個、丁寧に作っていけたらいいなと思っています。私は結構、頻繁にズギャンとする日々を過ごしております」と答え、最後は「今日は貴重な時間をありがとうございました。こうして実際に映画を観てくださった学生の皆さんと一緒に、楽しい時間を過ごせてよかったです。ブルーピリオドをぜひよろしくお願いします」と呼びかけた。