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有澤樟太郎 ミュージカル『ヒーロー』公開ゲネプロ・囲み取材



2025年2月5日(水)に行われた、ミュージカル『ヒーロー』公開ゲネプロ・囲み取材に有澤樟太郎が出席した。

「October Sky」のミュージカル化を手がけたコンビが贈る、心温まる感動のオリジナルミュージカル『ヒーロー』。過去にトラウマを持ちながら、アメコミ漫画家を目指す有澤樟太郎演じる主人公の“ヒーロー”が、周囲の人々との別れや交流を通して奇跡に気づいていく明るくパワフルな日本初演ミュージカルが2月6日(木)〜3月2日(日)シアタークリエにて上演する。



主人公 ヒーロー・バトウスキー役を演じる有澤は「本日はお集まりいただきありがとうございます。無事にミュージカル『ヒーロー』が幕を開けるということで、場当たりもリハーサルも全て終えてゲネプロ前になって、やっと実感が湧いてきたというか、これだけ多くの方に集まっていただいて緊張しているのですが、稽古場でしっかり稽古ができましたし、(翻訳・訳詞・演出を務める)上田一豪さんが素晴らしくて。こう言うと媚びているみたいな感じなのですが、そういうことではなくて一豪さんと一緒にやらせていただくのが3度目なんですけれど、ミルウォーキー(に住む人物)の話で馴染みのない習慣や雰囲気を言葉や体、全身全霊で伝えてくれて、不安だったところも楽しみにさせてくれる稽古場作りをしてくださって、沢山の人に観ていただきたい作品になりましたので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思います」と語り、役柄について「ヒーローという役は、内面的に色々抱えていて一見、共感できないなと思われる役かもしれないのですが、本当に色々なものを背負っていて。ストレスを出すエネルギーもなくて、本当に諦めている人なので、ヒーローというとビジュアルイメージではパワーを使う強い主人公なのではと思われるのですが、決してそういう役ではなくて。自分もこういう背負う役をやってみたかったので、今回稽古を通して一豪さんにディレクションもしていただきましたし、僕が作ったというよりも、みんなが作ってくれたヒーローなので、よくなかったと言われたら皆さんのせいでもあるので。嘘です(笑)作品を楽しんでいただけたら嬉しいです」と冗談を交えながらコメント。





座長としての心境を「今までは自分がカンパニーを盛り上げる役割というか、元気な役が多かったのですが、今回内面に抱えている役柄で、あまり自分は役作りの上で影響されると思っていなかったのですが、テンションの上げ方が大変だなと思って。盛り上げきれてないなと感じたのですが、皆さんに本当に助けていただきました」と話し、現在YouTubeで公開されている同作のMV『That’s My Kryptonite』にちなみ、自身の弱点を聞かれると「影響されやすいところです。弱点でもあり、いいところでもあるのですが、上手くいかない時は落ち込んで、楽しい時は明るくなる分かりやすい性格なので、隠せるように、もうそろそろ30歳なのでいい大人になりたいと思っています」と明かした。



最後に「一豪さんのもと、自信作になったと思っています。個性的なキャラクターも多いのですが、みんな頑張りすぎていないというか、役として生きている、ミルウォーキーに住む人間として自然体でいられるように、稽古を重ねました。僕もヒーローとして最後、救われる話にもなっていますし、前に進みたくても進めない人も沢山いると思うのですが、前向きになれる作品になっていると思いますので、しっかり頑張って皆さんに届けたいと思っています。ぜひ沢山のご来場をお待ちしております。楽しみにしていてください!」とメッセージを送った。