杉咲花 映画『片思い世界』公開直前イベント
2025年3月27日(木)に行われた、映画『片思い世界』公開直前イベントに杉咲花が出席した。
『花束みたいな恋をした』以降、ドラマだけでなく『怪物』(第76回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞)、『クレイジークルーズ』(Netflix)、最新作『ファーストキス 1ST KISS』など映画でも精力的に活動する脚本家・坂元裕二氏が新たに書き下ろした『片思い世界』が4月4日(金)より公開する。
トリプル主演の片石優花役を演じる杉咲は「こんばんは。優花を演じました杉咲花です。
今日は劇場に足を運んでくださってありがとうございます。よろしくお願いします」と話し、公開を直前に控え、初めて作品を観ていただくことについて「嬉しいです。最初に集まったのは2年前ですよね。そこから長い日々だったなと思って、ようやく完成したものをこうやってみんなでお届けすることができてほっとしています」と笑顔を見せた。
作品の中でお気に入りの衣装や美術について聞かれると「この前(阿澄さくら役の)果耶ちゃんから教えていただいたんですけれど、ベッドがそれぞれサイズが違うところです。撮影していた時は気づかなかったのですが、そんなところにもこだわりがあって」と答え、タイトルにちなんで、“片思いしていること”という質問に「母が作ってくれたご飯ですかね。ミートソース、パスタやハンバーグとか美味しいです。1回レシピを教えてもらって自分で作ってみたんですけれど、全然母の作るようにはできなくて。何が違うんだろうって思いました。愛情ですかね」とコメント。
また、新年度に始めたいことについて「30代に向けてちょっと運動を始めたいなってずっと思っていたので、ピラティスとかしてみたいですね」と語り、最後に「ここまで物語の内容に触れられない舞台挨拶もなかなかないなと思って、なんだかもどかしいような気もしましたけれど、でも存在するということに対しての工程を、ここまで実験的に描いた物語もなかなかないんじゃないかなと個人的には感じています。この劇場が明るくなった時に、皆さんの隣にいるご家族やご友人でしたり、恋人だったり、知らない初めましての方々のことについて、よりイメージしてみようって思えるような映画になっていたとしたら嬉しいです。今日は来てくださってありがとうございました」とメッセージを送った。