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桜田ひより・水沢林太郎 映画『この夏の星を見る』星空観測会イベント



2025年5月28日(水)に行われた、映画『この夏の星を見る』星空観測会イベントに桜田ひよりと水沢林太郎が出席した。

直木賞作家・辻村深月氏による青春小説「この夏の星を見る」(KADOKAWA)を山元環
氏が自身初となる長編商業映画の監督を務め、東映配給により7月4日(金)に全国公開する。





劇中で茨城・東京・長崎五島の学生達が望遠鏡で星を探すことから、この日新宿バルト9の屋上で星空観測会イベントが行われ、主演・溪本亜紗役を演じる桜田は「ヘリポートに立ったことなんて人生初めてです。多分初めての方も多いと思うんですけれど、すごくキラキラしていて、雨も降らずに本当に一安心しました」と笑顔を見せ、飯塚凛久役の水沢は「こんな高いところから夜空を見ることもないので感動しています。山の中で撮影があった時に、見上げるといっぱい星が見えました。その感動は今でも覚えています」とコメント。

コロナ禍を背景にストーリーが展開する本作にちなみ、自身の当時の状況を聞かれると、桜田は「ちょうど高校生の時だったので、部活を頑張って大会を目指す中、中止になってしまったという方も多くいらっしゃって。その中で私は学校行事もそうですが、作品作りをしている途中でコロナ禍になって自粛をしていたので、その自粛が明けてからも、フェイスシールド越しやマスク越しに皆さんと一緒にお芝居を交わすという時間が、不思議な感覚になったのを今でも覚えています」と語り、水沢は「16歳でデビューしまして、本格的に活動を頑張ろうというタイミングで緊急事態宣言になって。目の前にある仕事が何もなくなってしまって取り残された気持ちも、今みたいに伝えることもできず抱え込む感覚があったのですが、5年も経ってマスクや消毒をすることが日常だったのに少し忘れている自分がいるのも、この作品を通して気づいて、不思議な感覚を味わいました」と振り返った。





続いて、原作に登場する天文部顧問のモデルになった土浦第三高等学校・岡村典夫教論と共に星空観察を実施。キャストや監督が「見えました!」と喜ぶ中、最後に桜田は「この作品は観終わった後に、本当に綺麗で美しいなと思いました。それは映像の美しさだけではなくて、人と人との繋がりの美しさや、リモートを通して全国の高校と繋がる、一瞬一瞬の輝きというものが、繊細にそして迫力のあるシーンとして完成されていると思うので、コロナの時に学生だった皆さんや、それを見守ってきた大人の方々にも刺さる素敵な作品だと思っています。ぜひ劇場に足を運んでいただけたらいいなと思います」とメッセージを送った。