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天海祐希 BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル『人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く』記者発表



2025年9月19日(金)に行われた、BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル『人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く』記者発表に天海祐希が出席した。

BS朝日は2000年12月に開局し、本年で25周年目を迎えたことを記念し、2000年前のローマ帝国の生活や社会について解明するドキュメンタリー番組『人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く』を企画。10月25日(土)、11月1日(土)の2週連続で放送する。



天海は「皆様こんにちは、天海祐希です。この度、ローマとポンペイ、歴史の旅をさせていただきました。とても楽しく旅をすることができたんですけれども、ちょっとブツブツと本音も入っておりますので、そこはぜひ笑ってご覧ください。今日は短い時間ですけれども、どうぞよろしくお願い致します」と挨拶。

出演に至った経緯を「お話をいただいた時に、ポンペイは人生で1度は行ってみたい場所だったんです。これはチャンスだと思って『ぜひ行きたいです』とお返事しました」と話し、撮影を振り返り「ポンペイの遺跡を歩かせていただいて、何とも不思議な気持ちになりました。今にもその時代の方達が歩いて出てきそうな雰囲気の街でした。日焼け対策、歩く対策を万全にして挑んで、スタッフの皆さんと、皆様に楽しんでいただく映像を撮るために、そして2000年前どう生きたのかっていうことを探るために、色々なところを歩きました。興味はあるけれど(実際に)見たことがないとおっしゃる方にも一緒に楽しんでいただけるようになっていると自負しております。見たり聞いたりしてきた中で、ちょっと浮かび上がってきたのは、この時代にこれだけのことを整備して、1人1人を考え、飢えさせないように、生活を安定させるようにっていうことを考えてきたリーダーが2000年前にいたということですよね。今の世の中とどっちが進んでいるんだろうかっていう気持ちにすごくなりました。人が幸せに思う、願う、夢を追いかける、そして生きていくということに関しては、2000年前も今もそんなに変わらなかったのかなって当時の方の生活に思いを馳せました」と述べた。



天海は東京大学名誉教授・青柳正規氏と漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリ氏が解説しているスタジオにも訪れたそうで「失礼な質問をお二方にいっぱいしているのではないかと心配になって。お二方にお目にかかりたかったので見学させていただきました」と明かし、6日間現地で取材をして「当時の方が楽しんでいた跡がいっぱいあるんです。街の壁に落書きがあったり、こんなものを食べていたんだろうな、こんな所で人が集まっていたんだろうなっていう跡が残っていて。苦しいだけじゃなく、生活をすることだけに追いかけられていたわけじゃなく、その中でも幸せや楽しみを見つけるポンペイの方々の生活を見ることができて、素敵だなと思いました。当時のお話を聞くと、温故知新というか昔を知って、今はこうなっている、でも今もほぼほぼ変わっていないんじゃないかっていうところもいっぱいあって、この時代にこれだけ進んでいたんだなっていうことを感じることができ、今の私達はどれだけ変われているんだろうって。便利になったし、情報や色々なものが手に入りやすいけれど、人間が持っている五感や感情とか、ベースのものがちょっと薄れていっているんじゃないかなっていう気持ちにもなりました。自分自身を振り返って、人と会って話をしたり、外に出て色々なものを観察したり、何かを感じるとか、人に何かを伝えるっていうことも、なんとなく薄れてきているような気がして反省しました」と語り、最後に「是非、1人でも多くの方に観ていただいて、古代ローマの歴史に触れていただいて、また興味を持って現地に足を運んでいただけたらいいなと思います。2週連続で観ていただけたら、さらに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。また、お二方の解説も面白くて、とても興味深いお話を沢山していただきました。(取材の)直前に発掘されたものもあるそうで、ヤマザキさんが『それはすごい』とおっしゃっていただいたので、ぜひ番組をご覧ください」と笑顔でメッセージを送った。