天海祐希・速水もこみち 劇場版『緊急取調室 THE FINAL』カウントダウンイベント
2025年12月22日（月）に行われた、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』カウントダウンイベントに天海祐希と速水もこみちが出席した。
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班（通称：キントリ）」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。稀代のストーリーテラー・井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の《密室の戦場》で行われる《銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘》を描いた本作は、2014年1月期に誕生するや大きな話題に。これまで連続ドラマ4作品に加え、ドラマスペシャル2作品を世に送り出し、人気シリーズとして不動の地位を確立してきた。そんな『緊急取調室』が12年の時を経てついに完結となり、10月からスタートした連続ドラマ・第5シーズンの放送は先日最終回を迎えた。12月26日（金）に公開する劇場版『緊急取調室 THE FINAL』で遂にフィナーレを迎える。
主演・真壁有希子役を演じる天海は「皆さんこんばんは。そして配信でご覧の皆さん、こんばんは、天海祐希です。待望の『緊急取調室 THE FINAL』がいよいよ公開になります。平坦な道のりではなかったですが、完成して、あと数日で皆さんに観ていただけることになりました。とても幸せですし感謝しています。ずっと待っていてくださった皆さん、そして力を貸してくださったスタッフの皆さん、そして関係者の皆さん、本当にありがとうございました。12年間の感謝を込めて、お祝いできることを心から幸せに思っています。今日は少しの時間ですけれども、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています。どうぞよろしくお願い致します」と話し、渡辺鉄次役の速水は「皆さんこんばんは、速水もこみちです。正直、なべちゃんとしては非常に寂しい部分があるんですけれども、本日は楽しんでください。よろしくお願い致します」と挨拶。
完成した作品について天海は「大きな自然災害の中で、私達が調べていった事件がどんどん裾野が広がっていってしまって、とても大きな事件だったんだなっていうことが分かっていきます」と語り、速水は「1つ１つに重みがあって初めて観た時にものすごい迫力ある仕上がりだなと思いました」とコメント。
森下弘道役の佐々木蔵之介さんと、内閣総理大臣・長内洋次郎役の石丸幹二さんとの共演について天海は「佐々木さんとは共演回数が多いので、親戚みたいに気心知れているというか。だから躊躇や遠慮することなく、やりたいことをやらせてもらって、それに受けてくれるだろうなって思う信頼があるので、ガンガンやっていましたね」と話し、石丸さんについて「石丸さんは（共演が）初めてで、品格があって貴公子のようなのですが、取調べなきゃいけないんですよ。そこが私としては『すみません。本当は責めたくないんです』と思いながら、お互いの正義のぶつかり合いもすごく楽しかったですし、総理に取調室に来てもらうところも見どころの1つなので、どういう方法を使って連れてくるのかっていうのを楽しみにしていただけたらと思います。私達も色々考えて、力を尽くしました」と振り返った。
イベントでは、実際に撮影で使用していた取調べ机と椅子が用意され、一般募集で事前に集まった質問をキントリチームで取調べるという企画が実施され、“真壁が憧れで、天海が好きすぎて彼氏ができない”という質問について天海は「映画が終わったら真壁さんは思い出にしていただいて、次に進んだらいいんじゃないでしょうか。心の中に真壁さん用の部屋を作っておいて、映画が終わってしばらくしたら、上書きしていただいて好きな彼氏を作ったらいいと思います」と答え、速水は『もつなべコンビ』と呼ばれていた監物大二郎役の鈴木浩介さんに向けて言いたいことはという質問に「本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。僕らも取調室に行くことも沢山ありましたし、外に出て捜査することもありましたので、本当に色々な思い出がありました」と感謝を述べた。
最後にキャストを代表して天海は「『緊急取調室 THE FINAL』いよいよ12月26日に公開致します。私達の12年間の思いを持って、その集大成がこの映画となります。沢山の方、応援してくださった皆さん、そして関係者の皆さん、キャストの皆さん、ゲストの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの思いを乗せて、この映画が全国の皆さんに届きますように。1人でも多くの方に足を運んでいただけますように。どうぞよろしくお願いします。そして、いつまでも『緊急取調室』は皆さんの心の中にありますように。どうぞよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送った。