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成海璃子『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』完成報告会



2026年11月5日(木)に行われた、『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』完成報告会に成海璃子が出席した。

2017年に「蜜蜂と遠雷」で第156回直木賞、第14回本屋大賞をダブル受賞した恩田陸が、2005年に発表し第59回日本推理作家協会賞に輝いた傑作ミステリー『ユージニア』。約20年の時を経て、WOWOWオリジナルドラマとして映像化し、11月8日(日)より放送&配信スタートする。物語の舞台は北陸、K市の名家で発生した、17人が死亡した毒殺事件。その目撃者で事件を題材にした作品を書いた小説家、生き残った盲目の少女、事件を追うライターという3人の女性をはじめとする人々が、30年の時を経てもなお事件に翻弄されていく様子を描く。



青澤緋紗子役を演じる成海は、原作を読んだ感想を「本当に引き込まれてしまって、あっという間に読み終えてしまったんですけれど、私が演じさせていただいた緋紗子という役の描かれ方がとにかく魅力的で、お話をいただいてとてもプレッシャーではあったんですけれど、それを映像化するのであればぜひ参加したいという思いで、即決させていただきました」と述べ、安達奈緒子さんが手掛けた脚本について「(小説を)全6話の作品に落とし込むことは難しいことだと思うんですけれど、見事な脚本で、これは面白いものになると確信しました」とコメント。 

青澤緋紗子は幼少期の事故で盲目になるも、誰よりも「見えている」ような、美しく謎めいた存在。撮影を振り返って「作中では色々な人が緋紗子を語るんですね。それぞれの視点の緋紗子が描かれているので、シーンごとに全然緋紗子が違うように見えて。どこを見ているのか、視線については細かく現場で監督とお話していた気がします」と話し、雑賀満喜子役の岸井ゆきのさんとの共演を「すごく大切に思っていたシーンがありまして。(岸井さんと)視線を合わせられないので、音だけ聞いていたんですけれど、ものすごい集中力で岸井さんが発したセリフがあって。見たかったなって思ったんですけれど、本編で観られるのを楽しみにしたいと思います」と語った。



続けて、事件を境に取り巻く関係者たちが人生を狂わされていく姿を描いた作品にちなんで、人生が狂わされたと思うエピソードはという質問に「ヴィンテージのTシャツが昔からすごく好きで、特に音楽のものを買うことが多いんですけれど、オークションでもなんでも、これが欲しいって思ったらすごい執念で探しちゃって。ちょっと狂っちゃったかな(笑)」と明かし、最後に「ぜひ最後まで完走してください。観た人に委ねるような結末になっておりますので、何度も観ていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。