2014年6月、菅野美穂が陸前高田を訪れました。
菅野は2011年の東日本大震災以来、毎年被災地を訪ねて支援活動を行っており、今回は総合スポーツ施設「サンビレッジ高田」と「高田保育所」に向かいました。
サンビレッジ高田は、当時避難所に使用された体育館で、この日は「けんこうフェスティバル」という地元の方々を招いたミニ運動会が行われていました。
会場ではミニボーリングやストラックアウト、吹矢などが行われており、レクリエーションに励む皆さんの笑顔がとても印象的でした。
菅野は来場された皆さんにお弁当を差し入れし、一人ひとりとふれあいました。
また、仮設住宅で暮らす方々に色々な話をしていただきました。
続いて向かった高田保育所は、津波の被害に遭い、園舎などがすべて流されてしまいました。
現在は高台にある別の保育園を使用しています。
元気いっぱいの笑顔と拍手で迎えてくれた園児たちに、菅野は絵本をプレゼント。
またその場で読み聞かせも行いました。
その後園児たちは、お礼に「かえるのうた」と「にじ」の合唱を聞かせてくれました。
最後に一人ひとりとハイタッチをしてお別れ。
「また来るね!」
と再会を約束していました。
今回菅野が訪れた場所では、津波の被害に遭った土地に巨大なベルトコンベアが作られ、土を運んで海岸一帯を底上げする工事が行われていました。
着実に一歩ずつ進んでいく復興作業。
一方で、未だに仮設住宅に暮らす方々がいるという現実。
「私たちにできること」が何か、今一度見つめ直す契機となりました。