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竜星涼・山崎育三郎NHKドラマ10『昭和元禄落語心中』取材会

9月12日(水)に行われたNHKドラマ10『昭和元禄落語心中』の取材会に竜星涼と山崎育三郎が出席した。

本作は雲田はるこ氏の人気漫画「昭和元禄落語心中」をドラマ化したもので、戦争の時代の落語家たちの生き様、芸の絆に結ばれた若者たちの熱い友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れなどが描かれる。



八代目・有楽亭八雲(菊比古)に弟子入りする有楽亭与太郎を演じる竜星は、短髪姿で登壇し「落語を初めてやらせて頂くのですが、このドラマは覚悟がいる作品だなと思い、髪も短くして役柄と向き合いながら演じています。また、作品と自分が心中できるような役に出会えたという感触があるので、その熱が皆さんに伝わるように演じていきたいです」と話し、八雲の親友であり、憧れの落語家、そして永遠のライバルである有楽亭助六(初太郎)を演じる山崎は「落語は今まで経験したことがなかったのですが、“自分のもの”にしないと出来ないことを実感し、天才落語家という役柄なので自分を追い込みながらこの数カ月、落語と向き合ってきました。破天荒な性格という部分でも新たなチャレンジとなる役柄なので全身全霊で挑んでいきたいと思います」とコメント。



また、落語に対して最初は難しそうという印象を持っていたという竜星は「実際に自分が稽古などを通して落語に触れる機会が多くなると、そのストーリーを自分できちんと把握しながら話すことが楽しいと感じ、自分が経験したことのないところからどんどん色々なことを知って成長する部分が自分と与太郎がリンクしているのではないかと感じました。これから演じる上で壁にぶつかった時は与太郎の苦悩が身に染みるのかなとも思います」と語り、続けて山崎も「(落語は)究極のエンターテインメントだと思います。言葉でお客様に想像して頂き、ストーリーを伝えていく上で何役も自分で演じるというのは難しいですがこれを乗り越えたら自分自身の役者としての成長があるのではと思っています」と意気込みを述べた。

NHKドラマ10『昭和元禄落語心中』は10月12日(金)22時よりスタート。