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古川雄大 ミュージカル『モーツァルト!』2024年公演決定!



古川雄大が2018年シーズンからヴォルフガング・モーツァルト役を務めるミュージカル『モーツァルト!』が、2024年に東京・大阪・福岡で三都市連続上演されることが発表された。

「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた本作。
ミヒャエル・クンツェ氏(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ氏(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルが、2021年以来、約3年ぶりに上演される。

また、本作は 2025 年に閉館を発表している帝国劇場の、クロージングラインナップ作品でもある。




■ミュージカル『モーツァルト!』
ヴォルフガング・モーツァルト役:古川雄大/京本大我(Wキャスト)
2024年8〜9月 帝国劇場(東京)
2024年10月 梅田芸術劇場メインホール(大阪)
2024年11月 博多座(福岡)
[公式サイト] https://www.tohostage.com/mozart/


□古川雄大 コメント

Q:2018年、2021年と積み上げてきたヴォルフガング役に、いま三度挑む心境をお聞かせ下さい。

A:このヴォルフガングという役はこれからのミュージカル界を背負っていくような、若さ溢れる俳優がやるべき役だと個人的には思っています。しかしながら、2度『モーツァルト!』に携わらせて頂き、この作品そして役の魅力を味わうとまた挑戦したいと思ってしまう、そんなかけがえのない役だと思います。いよいよ3度目、皆様に集大成をお見せすることができたらと思っています。

Q:この役はこれまでのキャリアにとってどのような位置づけにあたるか、また、この役を2シーズンにわたって務めたからこそわかる大変さ、そして役者として自分の成長や進化できた点などあればお聞かせ下さい。
A:この役は僕のミュージカル人生において今もなおひときわ大きく立ちはだかっている壁です。
何より歌の難易度が高く、更にモーツァルトの人生を描く中で様々な表現を求められる。
ハードな楽曲の中でその心情を伝える作業は、僕にとって決して簡単ではありませんでした。
まず1度目は稽古に入るまで1年間準備してこの役に挑みました。
傷だらけになりながら足掻いて足掻いた泥臭いヴォルフガングが仕上がったことを覚えています。
2度目の『モーツァルト!』は自分としてはクオリティも上がり、安定感が増したと思っていましたが、関係者の方や共演者の皆さんに話を聞くと初参加のモーツァルトのほうがよかったらしいです。(笑)やはり生まれたての新鮮な表現がモーツァルトには必要なんだと改めて思いました。3度目となる今回は自分自身のキャリアを捨てて、裸で挑もうと思います。そして、この高い壁を初めて乗り越えたいと思っています。

Q:ご自身にとって「帝劇」とはどのような存在でしょうか?クロージングという記念すべきタイミングで主演を務めることへの今の感想をお聞かせ下さい。
A:帝国劇場は僕にミュージカルを教えてくれた場所でもあり、育ててもらった特別な劇場です。
様々な試練を与えてくれ、それを乗り越えた先に最高の景色を見せてくれました。
2012年に「エリザベート」のルドルフ役で帝国劇場に立っていなかったら今の僕はないと思います。
心から感謝しております。その思いを胸に、グロージングラインナップの『モーツァルト!』が有終の美を飾れる様に努めます。

Q:ファンの方へのメッセージをお聞かせ下さい。
A:再び、ヴォルフガングをやらせて頂きます。あまり多くは語りません。最高の『モーツァルト!』、最高のヴォルフガングをお届けします。ご期待下さい。