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山崎育三郎 ミュージカル『モーツァルト!』製作発表記者会見



8月7日(木)、ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見が行われ、主演の山崎育三郎が出席しました。

本作は、『エリザベート』『レディ・ベス』を世界に放ったミヒャエル・クンツェ氏(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ氏(音楽・編曲)、小池修一郎氏(訳詞・演出)のゴールデントリオが手掛け、モーツァルトの歓喜と苦悩の生涯を、流麗な音楽と壮大なスケールで描いた物語。2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けている作品です。

山崎は、前回2010年に引き続き、主人公のヴォルフガング・モーツァルトを井上芳雄さんとWキャストで演じます。

会見では、
「前回は初めての主演で、稽古のときから不安と緊張で記憶がないくらいがむしゃらでした。あれから4年経って、今の自分ができるヴォルフガングを出し切りたいと思います。4年前と違う自分をぜひ見ていただければと思います」
と意気込みを語りました。

また、劇中の歌について、
「一度聴いたら歌いながら帰れるくらい印象的で魅力があります」
とコメント。

自身が演じるモーツァルトについて、共感できる部分を聞かれると
「共感できる部分としては、ミュージカル俳優という職業柄、不安があったり舞台に立つことが怖くなる時もあるのですが、モーツァルトのセリフの中にもある“僕は僕なんだ。ありのままの自分を見てほしいんだ。自分は自分でしかないんだ”という生き方にとても共感できました。彼のセリフや生き方に助けられる部分が沢山あり、自分と重なる部分もかなりあります。」
と話しました。

最後に、ミュージカルナンバー「僕こそ音楽(ミュージック)」を井上芳雄さんと披露。音楽が好きでたまらないモーツァルトの熱い思いを、軽快に時に切なく歌い上げ、会場を魅了しました。

『モーツァルト!』は、11月8日(土)~12月24日(水)帝国劇場にて、2015年1月3日(土)~1月15日(木)梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。