唐沢寿明 映画『イン・ザ・ヒーロー』完成披露プレミア
8月11日(月)、映画『イン・ザ・ヒーロー』の完成披露プレミアが行われ、会見に主演の唐沢寿明、福士蒼汰、その後の完成披露舞台挨拶には杉咲花も登壇しました。
本作は、ハリウッド映画のアクターすら降板する、危険なヒーローアクション映画に挑む、日本一のスーツアクターの物語。映画に命をかける男たちの姿を通じて、夢追うすべての人に贈る応援エンタテインメントです。
唐沢は、ヒーローアクションクラブの代表兼スーツアクターの本城渉、福士は若手人気俳優の一ノ瀬リョウ、杉咲は本城の一人娘・元村歩を演じます。
東映本社の屋上で行われた会見では、
唐沢
「作り手の情熱たっぷりの最高の作品です。アクションがフィーチャーされがちですが、ストーリー展開も非常に見ごたえのあるものになっています。期待していてください」
福士
「僕は『仮面ライダーフォーゼ』に出させていただいた経験があり、この作品も特撮がテーマになっていて、自分とリンクする部分があり嬉しかったです。アクションも僕自身がやっているシーンも多々あるので、ぜひ注目していただければと思います」
と挨拶。
またこの日は、“魂に火をつけろ”という作品のキーワードにちなみ、会見場に炎が点火されました。
燃えさかる炎を前に出演者は熱いガッツポーズを見せ、ヒットを祈願しました。
会見後の舞台挨拶では、
唐沢
「今はCGなどですごい映像が多くあるなかで、原始的な方法でスタントをやるのが懐かしかったです。マスクをかぶっていたり、忍者の格好をしてあまり顔が映っていないのですが、誰にも知られなくても頑張ることがこの映画の一つのテーマでもあり、ひたむきに一生懸命やり続けることで感動が生まれると思います」
福士
「僕は撮影の3,4ヶ月前からアクションの稽古をして、自分で宙返りしたり、バタフライツイストをやりました。2月の撮影で、寒い時期だったのですが、内容は熱く男らしい作品に仕上がっています」
杉咲
「撮影期間中、お父さん役の唐沢さんがすごく大変な思いをしながら頑張っている姿を見ていたので、その姿が皆さんのもとに届くのがすごく嬉しいです」
とコメント。
また、映画のストーリーにちなんで「海外からオファーが来たら受けますか?」という質問に、福士は「ぜひやりたいです」と即答。
「英語も勉強中で、海外にすごく興味がありますし、アクションも好きなので、自分が出来る限りのことはやりたいと思います」
と意欲を見せると、すかさず唐沢が
「アクションの吹き替えは俺がやりますよ。若い頃からやってきたので全部やります」
と話し、笑いを誘いました。
最後に、主人公が夢を追い続けるストーリーにちなんで、何かに向かって頑張っている人へ応援メッセージを送ることに。
杉咲
「私は、家族やスタッフ、キャストの皆さんにいつも支えてもらっていて、本当に幸せな環境にいます。だからこそ頑張らなきゃと思っています。皆さんにも、皆さんを支えてくださる仲間がいると思うので、その方たちのことを思って頑張ってください」
福士
「まず興味をもってトライすることが大事だと思います。やり続けるなかで辛くなるときがあると思いますが、他人の目線から見てみたり、ひっくり返して見てみると、意外と辛くなかったりするので、僕もよくやるのですが、目の前のことだけを見るんじゃなくて、軽い気持ちで見ると、簡単に出来ちゃうこともあると思います」
唐沢
「夢をすべて叶えるのは難しいことですよね。でもいずれいいことがあると思って生きていないと人間ダメになってしまうから、この映画がみなさんの夢への糧になると嬉しいです。頑張ってください」
とエールを送りました。
映画『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日(土)公開です。ぎ