天海祐希 フジテレビ系スペシャルドラマ『私という名の変奏曲』に主演!
天海祐希が、10月2日(金)21時から放送されるフジテレビ系金曜プレミアム スペシャルドラマ『私という名の変奏曲』に主演することが決定しました!
本作は、ミステリー界の鬼才・連城三紀彦氏による、日本ミステリー史に残る不滅の金字塔といわれる作品を原作にした物語で、華麗なファッション業界を舞台に、一人のモデルの死をめぐって複雑な人間模様が描かれます。
天海が演じるのは、その美貌で多くの人間を魅了する世界のトップモデル・美織レイ子。
華やかさとどす黒い欲望が渦巻くファッション業界で、レイ子のまわりには人気カメラマン、国際派デザイナー、アパレルメーカー社長、大病院の内科部長、ライバルモデルなどが集まり、レイ子を利用していきます。
次第に精神的に追い詰められたレイ子は彼らに対してある残酷な復讐を思い立つ、という役どころです。
また今回の撮影で、ファッションショー、スチール撮影、CM撮影、楽曲レコーディングなど様々なシーンで合計20着を超える華やかな衣装を着た天海。日本ミステリー史上に類を見ない強烈なキャラクターのヒロインが着こなす、豪華絢爛な衣装も本作の見どころの一つとなっています。
<天海祐希コメント>
Q. 台本を読んだ感想
「役柄的に私に合わないのでは、と思ったんですけど、いや、役柄だから楽しくやればいいんじゃないかと思いました。ずいぶん年齢もさばを読んでいますが(笑)、世界的トップモデルなんて全然柄でもないんですけれども、自分とかけ離れたところにある役というのは面白いですね。また、こんなにも素晴らしい俳優の方々を脅すような役もめったにできないので、すごく今は楽しくワクワクしながらお芝居をさせていただいています。昨日、スタジオで入れ代わり立ち代わりのぶつかり稽古みたいな、素晴らしい役者さんたちと同じシーンを相手を変えて何回も撮影したんですけれども、すごく面白い経験でした。お一人お一人ご自分の役柄を深く深く追求されていて、本当にお一人お一人当たり方が違うというか、それは私にしか分からない喜びでした。そういった現場での、お互いぶつかり合う楽しさとか、切磋琢磨する感じが、皆さまにもじかに伝わったらいいなと思っています」
Q. 悪女役を初めて演じることについて。
「周囲から悪女と思われても、当の本人にとっては悪女ではないと思っているはず。だから、あまり関係ないのかなと。でも、持ちうる限りの色気で完全武装して、いま日々頑張っています!これだけかと思われるかもしれないですけど(笑)」
Q. 見どころの一つである20種類以上の衣装について。
「それは楽しかったです。女の人はやっぱりいろいろなお洋服を着られるのは楽しいと思います。あと、生意気にもファッションショーのシーンとかですね、もうなんか本物のモデルさんと並んで歩くのはすごく嫌だったんですけど(笑)、やっぱり美しい歩き方とか、仕草が一つ一つ美しくて見ほれてしまいました」
Q. 視聴者へメッセージ
「すごく魅力的な脚本と、ダークで魅力的な女性の役をいただきまして、とても自分が試されるというか、そんな毎日を送っております。しかも、豪華な共演者の皆さま一人一人と、深い、人間の怒りとか憎しみとか欲望とかがぶつかり合うお芝居ができるっていうのはなかなかないことなので、すごく幸せです。今までに私が演じてきた役柄とは違うので、楽しみにしていただきたいです。トリックや誰が犯人だったっていうことに興味を持ってもらえるのはもちろんだと思いますが、人間ドラマとして楽しんでいただけるミステリーになっています。ぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいです」