川口春奈主演、桜田ひより出演 映画『にがくてあまい』初日舞台挨拶
9月10日(土)、映画「にがくてあまい」の初日舞台挨拶が行われ、主演を務めた川口春奈と桜田ひよりが出席しました。
本作は、2009年よりWEBコミック誌『EDEN』(マッグガーデン)で無料配信され人気を博した、小林ユミヲ氏の同名漫画を実写化した作品で、男に恵まれない女・江田マキ(川口春奈)と、料理好きでゲイの菜食主義者・片山渚(林遣都さん)がひょんなことから奇妙な同居を始め、相いれない生き方をする男女が、“ありのまま”でぶつかり合う様子をコミカルに描いたオーガニック・ラブコメディです。
舞台挨拶冒頭川口は、「皆さん、こんにちは。こんなに朝早くからたくさんの映画が公開されている中お越しいただき、本当にありがとうございます。いよいよ初日を迎えられとても嬉しいです。楽しんでいって下さい。よろしくお願いします」と挨拶。
続いて桜田は、「皆さん、こんにちは。青井ミナミ役を演じました、桜田ひよりです。この作品は、観ていてお腹がすくと思います。よろしくお願いします」と挨拶しました。
まず最初に、現場の雰囲気を訊かれた川口は、「怖い人が一人もいない、和気藹々とした穏やかな現場で楽しかったです」とコメント。
美味しそうなお料理が劇中にたくさん出てきますが、食べられましたか?という質問には、「はい、いただきました。すごい全部美味しかったです。特に、茶碗蒸しが斬新で美味しかったです」と答えました。
一方、今回の役どころで苦労した点を訊かれた桜田は、「劇中でマネージャーさんにツンケンした態度を取るシーンがあったのですが、最初はその部分をどういう風に演じたらいいんだろうと思いました。でも、普段の自分とは違うので、演じていてすごい楽しかったです」と話しました。
続いて、映画のタイトルにちなみ、『○○は嫌いだったけど、○○のおかげで好きになった!』という、私生活における“にがあま”エピソードを発表することに。
川口は、「以前、生牡蠣にあたったことがあって牡蠣が食べられなくなっていたのですが、天ぷら屋のお店の方に“ぜったいあたらないから”と牡蠣の天ぷらを強く勧められ、久しぶりに食べてみたら美味しくて、それからまた生牡蠣を食べるようになりまだあたっていないので、その方のお言葉がなかったら今も食べていないと思います。意外と自分が思っているよりも、事は深刻じゃないなと思いました(笑)」と話し、桜田は、「私は、ピーマンがすごく苦手だったのですが、自分でピーマンの肉詰めを作って食べたらすごく美味しくて、そこから好きになりました」とエピソードを披露しました。
次に、司会の方から、本作の海外配給と映画祭の出品が決定したことが発表され、川口は、「嬉しいですし、本当に有り難いです。とにかくたくさんの方々に観ていただきたいという想いがあります」とコメント。
質疑応答終了後、草野監督から出演者に感謝の気持ちを込めて、川口には、“トマト”、桜田には、“オクラ”をモチーフにした花束が贈呈されました。
それを受けて川口は、「監督が色んな表情を引き出して下さって、本当に感謝しています。たくさんの方にこの映画が届きますように。 お世話になりました。ありがとうございました」とメッセージを伝え、草野監督に“唐辛子”をモチーフにした花束を贈り、舞台挨拶は終了しました。