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山崎育三郎 主演ミュージカル『プリシラ』製作発表『プリシラ号出発式』





9月7日(水)に行われた、ミュージカル『プリシラ』製作発表『プリシラ号出発式』に、主演を務める山崎育三郎が出席しました。

本作は、オーストラリアを舞台に、3人のドラァグクィーンたちのドタバタ珍道中を描いたミュージカルで、主人公たちのド派手なファッションや全編に流れる70年代ディスコチューンの数々が印象的な作品となっています。

山崎は、主人公のティック(ミッチ)役で、初のドラァグクィーンに挑戦します。

この日の会見に、実際の舞台さながらの衣裳とメイクで登場した山崎は、「皆さんこんにちは。ティック役の山崎育三郎です。今日、衣裳を初めて着用して、頭(ウィッグ)が重くてびっくりしています。今日は、『プリシラ』の魅力を少しでも皆さんに知っていただければと思います。よろしくお願い致します」と挨拶。

次に、衣裳について問われると、「足元は浮き輪を半分に切ったぐらいのサイズで、衣裳は思ったより重くないのですが、今日初めて動いてみたら、すごく歩きづらいことが分かりました。しかも、本番はこの格好で踊りながら歌うので、かなりリハーサルが必要だと感じています」と回答しました。

また、本作に登場するバス『プリシラ号』さながらのピンクのバスが、一週間都内を回遊することについては、「このバスを見つけた人は、写メを撮って待ち受け画面にすると、幸せが訪れます」とコメント。

続いて、宮本亜門氏の演出に期待することを訊かれ、「お仕事では初めてご一緒させていただくのですが、プライベートでは仲良くさせていただいています。エネルギッシュで太陽のような方で、稽古場でも立ち上がってキャストと向き合われたり、海外の演出家の方のような感じもしていますが、それぞれの役者の個性を引き出し、皆が稽古場で全力で挑める空間を作っていただける方と周囲からも伺っているので、自分自身もこの役で新しい自分に出会えるんじゃないかと期待しています」と話しました。

最後に、今の時点での『プリシラ』の魅力を問われ、「まず、このような派手な衣裳なので見た目だけでも楽しんでいただけると思います。また、音楽も名曲揃いで、ショーアップされた部分が大きく取り上げられると思いますがそれだけでなく、この3人がバスで旅をする中で感じる家族や愛や自分自身のこと、そこに、“一度きりの自分の人生をどういう風に生きて行くんだ?”という大きなテーマも含まれていて、エンターテイメントとして笑いから涙まで幅広く、これぞミュージカル!という、2016年ラストにふさわしい作品になると思うので、是非皆さん、遊びに来ていただけたらと思います」と答えました。